徳島/Tokushima:2013

4.徳島市へ。

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フェリーで2時間。徳島港着。

あまりにも静かに着岸したので、着いたことに気付かなかった。
アナウンスは……あったと思うんだけど、耳を素通りしていた。
読んでいた本をバタッと閉じて、慌てて下船する。
ギリシャでフェリーに乗った時も(クレタ島から本土へ行く1泊のフェリー)、
朝、本土に着いたことに気付かず、接岸してからだいぶ経ってから降りた。
フェリーは降りっぱぐれることのないよう注意。

フェリー乗り場(わたしにとっては降り場)の真ん前から市の中心部までのバスが出ている。
いやー、これですよ、これ。旅行者がなんの疑問も感じずに移動出来る動線。これ大事。
わたしもアチコチ旅行するけど、動線に疑問を感じることが多々あるもの。
特にギリシャは不思議なところだったなあ……。どうしてバス停をこんなところに作る!?
と叫びたいような場所にバス停があったりする。

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ところで。
徳島市ってどこを観光すればいいんですか?

県庁所在地を素通りするのも義理が悪いと思って徳島市に来てみたものの、
ガイドブックを見ても、あまりここ!というところがない。
特に港に15:40、バスで徳島駅に着いたのが16:20となれば、行ける場所は実に限られる。

ガイドブックを見ていた限りでは、徳島城博物館に行きたかった。庭園がきれいだそうだし。
でもコインロッカーで苦労して、実際に博物館の前へ着いたのが16:45。
そうじゃないかとは思っていたけど、博物館の入館は16:30まで……。

悔しいので石垣を撮って来た。ここの敷地は蜂須賀家のお城があったところで、庭園もその頃の付属物。

だが蜂須賀家っていっても、それを偲んでこの辺りを散策するよすがになるような知識は
わたしには全くない。やっぱりこういう古寺旧跡は、その場所に付随するストーリーを
知っていてこそ趣が深いというもの。……なんにもワカランわたしが歩いても、ただ歩くだけ。
さて、どうしよう。

ガイドブックを見ると眉山というところがある。ここかねえ。
展望台らしいから、まあとりあえず行った感じは味わえるかな。

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しかしその前に寄り道。徳島は「徳島ラーメン」を売りにしているらしいです。

旅行前、K子さんに「旅行ではあまり食べ物にこだわらない」と言ったことがむしろ縛りになったのか、
何だか今回は珍しくご当地ものをけっこう食べました。
あ、フェリーを降りたところで、すでにペットボトル飲料のスダチの飲み物を買っている。
スダチも徳島名産らしいの。(←甘くて酸っぱくて、味が濃かった。氷を入れればちょうどいい感じ。)

そして、少し早めの夜ご飯として、ガイドブックに載っていた「よあけ駅前店」というところで
徳島ラーメン。17:00頃。

ラーメン小サイズ。普通は並盛と大盛があるだろうが、ここには小と大。
特に空いているわけでもないオナカに小サイズがあったのはありがたかった。
あ、でも煮卵はトッピング。
美味しかったですよ。麺がわりと変わっていて、まっすぐな麺。硬めのうどんみたいなコシ。
スープが……はるか昔、国分町にあったこむらさきの「天下一品ラーメン」の濃厚スープに似ている。

けっこう徳島は暑かったので、店にはがんがんエアコンが効いていたけれど、
ラーメン食べおわると汗だくでした。

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ところで、駅に着いたあとコインロッカーで苦労したのは……馬鹿な話で、100円玉がなかったんです。
わたしが持って行ったカバンは300円&400円サイズのコインロッカーには入らないサイズで……。
600円ロッカーだったんですよ。
そしてその時ちょうど、バス代で100円玉を使い切ってしまっていた。
駅ビルの地下だし、何かを買って札を崩そう。

そして、ご当地菓子の「金長」を買いました。105円。
コインロッカーに戻った所、……895円のお釣りでも100円玉は3枚しか手に入らないことに気付く。
500円玉だから。コインロッカーで500円玉使えないし。

急いでいたので200円くらい入れてしまってからそれに気づき。←あほ。
もうイライラしながらもう一度外に出て、ロッテリアで100円でチキンナゲットを買い、
ようやくコインロッカーに荷物を収め。

そうしたら、入口の所にちゃんと両替機があったんだよ。
最初、そのあたりに人がいたので気付かなかった。しかし2回目は気付くべきだった。
やはり平常心を失ってはいかん。
いつお世話になるかわからないコインロッカーに備えて、
旅行の時は、コインロッカー用の100円硬貨を別にとっておくべき、という教訓。

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