6月4日。2日目です。
さあ今回のメインイベント、鳥取砂丘に行きますよ。
鳥取砂丘は鳥取市内からすぐだし、バスで行く予定でいたんだよね。
砂丘は暑いだろう。なのでなるべく朝早く行こう。ということで、
鳥取駅前を7:00に出るバスに乗ろうとして6:15に起きたわけだが、
夜中の3時にホテルの廊下で騒ぐな、外国人。
ちょっと眠くてね。7:00のバスに間に合わず、次の7:20のバスに乗ろうと思ったのよ。
ホテル隣のコンビニで朝食用におにぎりを買う。そこから駅に向かう時、看板に気づく。
“ホテルに泊まった人はレンタカー12時間2500円で利用可!”
あれ?このくらいの値段なら許容範囲じゃない?
急遽レンタカーを利用することにしました。
もうホテルはチェックアウトしていたんだけれども引き返し。
レンタカー屋さんが8:00からだから、徒歩10分のレンタカー屋さんまで歩いて行くことに。
それにしても時間が早いので、部屋の鍵を返してもらい30分ほどベッドの上でごろごろしました。
レンタカー屋さんはガソリンスタンドと併設で、多部未華子を普通の子にしたような
女の子がいて手続きをしてくれる。
2500円で借りようと思っていたのに、ついうっかりオプションの保険に入ってしまったので
プラス1080円になる。この保険はたった5万円分なので、あとで考えたら入らなくても良かった。

愛車。
レンタカーなんて何年ぶりでしょうか。ここ10年はないわね。
ちょっと緊張したけど、自分の車と同じダイハツ車ということもあり、
しばらく走ってアクセルとブレーキの感覚を掴めばあとは余裕です。
そしてレンタカー屋さんからたった10分で鳥取砂丘着。
こんな近いんかい!こんなんなら歩いて行けるわ!←嘘。歩いて行くのは少々大変。6キロくらい。
8:30くらいから歩き始める。


「馬の背」と呼ばれる砂山がけっこうな高さで、50メートルくらいっていったかな?
傾斜もあって、1歩登ると3分の2くらいナチュラルに後退するので、歩いても歩いても、
なかなか頂上までの距離が減らない。

前方、くじら島。

うっすらと風紋。


馬の背から登ってぐるっと。1時間歩きました。
8:30と言っても朝のさわやかな空気を想像してはいかん。
もう夏で、直射日光燦々なので、暑さ的には砂漠っぽい臨場感がありました。
しかし鳥取砂丘はさすがに見渡す限り砂というスケールはなく、一応緑も見えている。
見えているが、実際歩くと時間がかかってね。入り口まで戻るのが嫌だったから、
途中で砂の美術館の方に出る道がないかなと思って歩いていったんだけど、
そうそう都合がいい道はなく、やはり入口まで戻るしかないわけです。
そうすると相当に大回り。直接入口へ戻った方がずっと近かった(^^;)。

あとで鳥取砂丘ジオパークセンターで撮った写真。(現在改修中の為、プレハブで営業中)
多分ね、追後スリバチにだいぶ左側からアプローチした記憶があるから、
おそらくわたしが歩いたのは赤い線のルートのほぼ倍くらいと思われる。
そんなところまで来て歩く人はめったにいないわけですよ。(でも足跡はあったから皆無ではない)
人っこ一人見えない時間帯がけっこう長かった。
砂漠をさまよう旅人の気分が味わえて良かった。←ホントか。
あー。疲れた。
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疲れた後は腹ごしらえでしょう!
砂丘のそばには有名な「鯛喜」という店があり、何で有名かというと海鮮丼。
すごく美味しそうなんだけどガイドブックに載っていたから混みそうだし、
わたしには縁のない店だと思っていたところ、
S美に「せっかく行くんだから(予約に)チャレンジしてみないと!」と言われたため、
その気になって3日前に予約。日付を伝えたら予約表を見る気配もなくOK。
まさか予約が取れるとは思っておらず時間まで考えてなかった。
マゴマゴしつつ開店時間の10時にお願いしました。

看板はでかいが。

店は小さい。近づくまで、どこが店かわからず不安だった。
普通の一般住宅に見えるんだよね。これは気づかないわ。
わたしが口開けで、ほぼ同時にもう一組入店。
たしか10席ちょっとの小さな店で、その後、予約の人、飛び込みの人半々くらいで、
10:20までには埋まりました。

海鮮丼“ちょっと豪華”1800円。
この上に“豪華”があり、そうなるとトビッコがイクラになるらしい。
鮮度はそこまでではなかったが、ネタの豊富さに感動。
ご覧になっておわかりかと思うが、15、6種類あって、しかも2枚ずつとかだよ。
1枚ずつでも立派にメニューとして成立すると思われる。
出来ればネタの名前全部聞いてきたかったが、店員さんのお手を煩わすのに気がひけて訊けなかった。
ご飯減らしてもらったけど少し残した。オナカいっぱい。
だって刺身を30切れくらい食べた感じでしょう。

お手製の箸置きがカワイイね。
おお、鳥取砂丘に来て、鯛喜の海鮮丼を食べ、観光の王道を行っている!
さあ行くぞ!次は砂の美術館。