いろいろ徒然

◎冷蔵庫をじっくり選んでみました。冷蔵庫シリーズその1。

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先日、新しい冷蔵庫を買いました。

今までの冷蔵庫はなんと24年間使っていました。全ては壊れるまで使うというのが家訓です(嘘)。

まあ製氷機能の部分は使い始めて何年目かにあっさり壊れたのですが、それをものともせず、今まで使い続けてきたのです。24年ってほぼ四半世紀ですよ。歴史だなー。

新しい冷蔵庫を買うに当たっては、まあまあ苦労しました。
どんな風に冷蔵庫を絞り込んでいったのか、自分の体験をまとめてみます。

 

なぜ買い替えようと思ったか。

冷蔵庫から時々「トントントントン」と大きな音がするようになったからです。
この音はけっこう大きく、寝てると目が覚めるほど。でも何日か続けて鳴らない日もあり(日によっては何度も鳴る日もあり)、原因は不明でした。その状態が数か月続いたでしょうか。

うちに来た家電製品はたいてい長持ちしてくれます。そして突然止まるということは少なく、何らかの形で「旦那さん、あっしはそろそろ限界ですぜ」というシグナルを発してくれます。多分このトントンはそういうシグナルなのでしょう。ありがとう、冷蔵庫。

わたしはもっとじっくりと決めたかったのですが「真夏に壊れたら困る」と家人に急かされ、ついに新しい冷蔵庫にするべく選定作業に入りました。

 

冷蔵庫に何を求めるか?譲れない条件をまず考える。

「まず容量から決める」という意見もあります。が、それは後に回した方がスムーズに決められると思います。容量の大小はそれなりに選べますから。

野菜室真ん中。

まず絶対譲れない条件を考える。わたしの場合は「野菜室真ん中」と「冷蔵室片開き」の2点でした。

それまでの冷蔵庫も野菜室が真ん中にあって、わたしは日々使っている時に「ああ、野菜室真ん中って本当に使いやすい!」とずっと思い続けていたんですよねー。

もちろんそのご家庭での利用の仕方によりますが、わたしは野菜室を開けて在庫の野菜を見ながらメニューを考えることが多いので、しゃがまなくても野菜室を見つめられる真ん中野菜室が本当に好きだった。なので、新しい冷蔵庫でも絶対に野菜室は真ん中!と決めていました。

ちなみに真ん中野菜室を使ったことない方には、個人的にすごくおすすめです。買って来た野菜を収納する時もほんとに楽ですし。冷凍食品よりも野菜の出し入れが多い方はぜひ。全然違いますよ。

冷蔵部分片開き。

昨今の大きめ家族用冷蔵庫は観音開きが主流です。

わたしも昔は観音開きに憧れたのですが、実際に動線を考えるとドアポケットのものだけを取り出すことはそう頻繁にはありません。ミルクティにするための牛乳くらいですか。夏なら麦茶だけ取り出すとか。

夕食後の残り物を収納する時、前日の残り物を朝食に並べる時などは左右どっちも開かなければならない。チルド室を開ける時も両方開けないといけない。

今まで片方のドアを片手で開けるだけで済んでいたのに、両手、あるいは片手を2回使わなければならない観音開きはかなり「いずそう」(=気持ち悪そう。仙台弁。)だと思ったのです。触るだけで開く機能がついてるものもありますが、結局触るのは2回ですしね。

観音開きにするとドアポケットの収納量が下がるとも聞いたし。ドアポケットに沢山の物は入れたくない方ですが、初めから収納量が少ないのとスペースを開けて少なく使うというのとでは気分的に違いますし。

以上の2点がamairoの絶対条件。
これをポイントとした場合、それだけでかなり機種が絞られるんですよね。なぜなら今は真ん中冷凍・観音開きが主流だから。

真ん中冷凍が主流である理由として、冷凍食品利用が増えたという側面ももちろんあります。しかし冷蔵庫の構造的にその位置の方が安上がりに作れるという理由もあるそうです。うーん。真ん中野菜の方が使いやすいと思うんだけどなー。

サイズ。容量ではなくて設置場所のサイズ。

こだわりポイントを抑えたら、店頭に行ってみましょう。その基準をクリアする冷蔵庫がある程度選べるはず。

その上で、設置場所のサイズを確認します。

わたしの場合は設置場所と搬入経路にそこまでタイトさは要求されなかったので、チェックポイントとしては2番目でした。が、マンションなどで厳密に冷蔵庫置き場の場所が決まっている場合は最初にここをチェックするべきかもしれません。

〇まず幅と奥行きでふるいにかけます。面倒でもスペースは測りましょう。現在使っている冷蔵庫のサイズを基準にするのも手。

〇忘れがちなのが、観音開きの場合。観音開きは扉を全開出来ないとドアポケット部分が邪魔になり物が取り出しにくい構造なので、ドアを90度以上開けるスペースがないと困ります。冷蔵庫の前のスペースが狭く、ドアが広く開けられない場合は、片開きかあるいはどっちもドアという選択が良いのではないかと思います。

〇高さも大事です。使用する人の身長という意味でも大事ですが、搬入時に入る高さなのか確認することも重要。昨今の冷蔵庫は幅は狭くても容量大きめ!というものが多く、必然的に高さは高め傾向にあります。搬入する際に階段や廊下の曲がった部分がある場合、通るか通らないか……

搬入経路が難しそうな場合、その段階で家電屋さんに相談してみるのも手かと思います。おそらく何センチ以下なら入る、という相談にのって頂けると思います。

見取り図を描いたり、自宅の部分を実際に測ったり、だいぶ手間はかかることになるかと思いますが、世の中では注文して届いた冷蔵庫が設置できず、返品・改めて選び直し・交換ということもあるようですので……

〇ちなみに、買う前は全く考えていなかった視点で、使用後気になったのは冷蔵庫の奥行きでした。約700ミリと、前の冷蔵庫の奥行きとほぼ一緒だったので不便を感じるとは思っていなかったのですが、幅が狭くなった分、奥行きが気になるようになったのです。出来ればもっと薄い冷蔵庫の方が使いやすいかも。でも薄型冷蔵庫ってかなり少ないですけれども。

その後、ようやく容量の検討。

冷蔵庫の容量の目安としてよく出て来るのは以下の公式です。

容量=70L(1人当たり)×家族の人数+100L(常備食材)+70L(予備食材)

たとえば4人家族だと70L×4人+100L+70L=450Lが目安ということですね。

けっこう大事だと思うのが、それまでの冷蔵庫よりも大きいものを選ぶこと。

人数が急に減ったとか、生活環境が大きく変わったということでない限り、それまでより小さくしちゃうと、良かった!と思うことよりは「不便だ」と感じることが多いと思います。昨今の冷蔵庫は省エネ性能も高く、場合によっては小さい冷蔵庫より大きい冷蔵庫の方が電気代が安かったり。

電気代が同じくらいだったら、サイズ的に可能なもののうち大きめサイズを選ぶと使用した時の満足感が高まります。もちろん本体のお値段との相談ですが。

わたしは結果的に幅665ミリの冷蔵庫から600ミリの冷蔵庫にして「もっと幅が広い冷蔵庫でも良かったかもな……」と思いました。

機能毎の容量もよく見ましょう。

今回冷蔵庫を買い替えるにあたって、今の冷蔵庫の機能別の容量と比較するのは大事でした。家電を買った時はその取扱説明書の保管が必須ですねー。

前の冷蔵庫は日立。

全体の容量は425L
冷蔵部分が230L
野菜室が80L
冷凍庫が115L

全体の容量だけだと漠然とした印象にしかなりませんが、個別で比べてみると具体的なイメージが湧きます。野菜室が今より小さくなるのはイヤだなーとか。冷凍庫は今と同じくらいでいいとか。

そこが選択の決め手になったりします。物を冷やしながら収納するという意味ではみんな同じ冷蔵庫ですが、細かい部分までみるとそれぞれの個性が出る。

消費電力はそこまで気にしなくてもいい気がする。

わたしがチェックしたいくつかの冷蔵庫は、年間電気料金の目安がだいたい7000円~8500円くらいの範囲でした。年間1500円の違いならそこまで気にしなくてもいいかなー。安いにこしたことはないけれども。

この8500円は、検討したもののなかでは一番容量が小さい411Lのものでした。容量が小さい方が電気代が安い、というわけではない実例です。450L~500Lのラインの方が一般的に電気代が安いようです。使い方によっても電気代は変わってくると思います。

その他、小さなこだわりポイント。

〇扉の開け心地。開け閉めに違和感があるとツライ気がする。そのうち慣れる、という考え方もあると思いますが、愛せない気がする。

〇冷蔵庫内の明るさ。明るい方が好きです。

〇冷蔵庫内の棚がガラス製かどうか。特に背の高い機種だと、下から見た時に棚板が透明じゃないと、何が置いてあるのか見えません。

〇チルド室の取り出しやすさ。意外にここも冷蔵庫によって差があるところでした。
深型の引きだしは出し入れしにくいな、と思いました。下のトレイを引っ張る型の方が出し入れしやすいと思う。

この小さなこだわりポイントは実際に製品を見て、開けたり閉めたりして気づいた点です。

なお、野菜室や冷凍などに関しての「機能」はそこまで重視しませんでした。
各社がそれぞれ工夫していて違いがわかりにくかったし(だいたいみんな工夫して良いものを作ってるはず)、冷凍機能の使い方でセットが必要な場合、自分がそういう方法を覚えてその時ごとに使い分けることが出来る気がしなかったからです。

 

ある程度絞り込めた後の、比較の方法。

ここまでの点を検討したら、おそらく候補になる冷蔵庫が具体的に3つ4つくらいに絞れていると思います。そこからどうやって決めるか。

一覧表を作りましょう!

いくつかの中から何か一つを選ぶ時にわたしがよくやる方法です。チラシの裏に一覧表を書いて、比較ポイントを書き出します。手書きのエクセル表みたいなものですね。価格コムでも同じ機能がありますが、自分が重視するポイントだけを抜き出す方がポイントがシンプルになります。

なぜチラシの裏かというと、きちんと書こうとすると面倒になるので。フリーハンドで適当に書きましょう。手書きだと書き加えも気軽にできます。

縦軸に比較ポイントを書き出して、横軸に比較対象の機種を入れました。わたしが今回比較のポイントとしたのは、

容量
冷蔵部分容量
野菜室容量
冷凍室容量
幅と奥行き
消費電力量
店頭価格

メリット(美点)
デメリット(欠点)
その他

今回の冷蔵庫の場合、大事なのは現状と比較も出来るように現行使用品のデータも書いておくこと。そうすると比較が容易です。ちょっと気になることを書くためにその他欄も取っておきましょう。

一覧表の形にして見ると、思った以上に比較がしやすくなりますよ!

ちなみにわたしが今回候補として残したのは、

シャープ SJ-AW50F(502L)

三菱 MR-MB45F(451L)

東芝 GR-R41GXV(411L )

の3つでした。

 

いろいろ比較した結果、どの冷蔵庫を選んだかというと……

さて、この3つのうちから何を選ぶのか。

まず各機能の容量を比較します。
次に美点と欠点を比較します。
そこに本体価格を加味しながら。

シャープの良い点:容量が大きくて値段もお得感あり。
シャープの悪い点:開け閉めの感覚に違和感。野菜室が小さい。

三菱の良い点:切れちゃう冷凍が使いやすそう。
三菱の悪い点:野菜室の大きさのわりに、白菜1個と大根1本が同時に入るか不安。
値段が高い。

東芝の良い点:値段が安い。
東芝の悪い点:現行よりも小さい。消費電力量が高め。

う~~~~ん。悩んだ末、まずシャープを切りました。開け閉めのたびに違和感があったら冷蔵庫を使うのが楽しくなくなると思ったから。野菜室は容量のわりにはだいぶ入りそうでしたが、実際に使って見て「やっぱり小さいな」と思ったら、後悔しそうだったから。

次に東芝を切りました。値段の安さは魅力的だが、やはり現行使用品より小さいと何かと不便な思いをするだろうと。

 

思わぬ伏兵。

では。満を持して、三菱冷蔵庫 MR-MB45Fに決定!

 

 

……しかしなんと!買うことになったのは東芝冷蔵庫 GR-S470GZ。
全然候補に挙がってなかった機種。どうしてこういうことになったのか。

ここからは涙なしでは語れない(?)オハナシになります。

三菱冷蔵庫を買おうと決めて家電店に行ったところ、家人から思わぬ横やりが入りました。

――曰く、「色がキライ」。
そして、その隣にあった東芝の冷蔵庫を見て「この色なんかいいんじゃない」と言い放ったのです!

わたしは機能重視だったので、この期に及んで色に文句をつけられるとは夢にも思っていませんでした。長い間熟慮したあの時間は一体なんだったのか……。色で決めるなら先に言ってよ!!

……まあいいですけどね。わたしは何でも。(←投げやりになってる)

結局、東芝冷蔵庫 GR-S470GZを買いました。あんなに吟味して吟味して、選んだのは三菱だったのに、買うことになったのは東芝でした。謎。

 

まあ結局東芝を買って可愛がっています。

着地点は不可解でしたが人生は不可解なものです。……よね。

熟慮と実行が伴っていないという根本的な問題がありますけれども、冷蔵庫選択の考え方としては間違っていないと思うので、三菱に決めた経緯を書いておきます。ご参考になれば幸いです。

なお、東芝冷蔵庫 GR-S470GZの実際の使用感については次の記事で書きたいと思います。

 

関連記事

◎冷蔵庫の買い替え時期と買い方。素人の場合。冷蔵庫シリーズ、その2。

◎東芝冷蔵庫 GR-S470GZは実際に使ってみてどうだったか?冷蔵庫シリーズ、その3。

◎冷蔵庫の使い方の工夫。冷蔵庫シリーズ、その4。

 

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