前回途中でぶった切ったルート検討会の続きです。5日目以降の話。
だが終盤に結論がひっくり返ります。……というか、迷子になる。
5日目のルート。
山口市の観光を最後まで詰めて、しかるのちにバスで萩市へ移動。1時間強の1800円。
夕方を予定しているけど、山口市の観光が早めに終われば萩に早く着けるので多少萩でゆっくり出来るのよねー。
あ、山口市の観光はですね。
瑠璃光寺(露山堂、沈流亭、菜香亭)
中原中也記念館
山口県政資料館(建築物)
洞春寺
常栄寺雪舟庭
山口県立美術館で秋に国芳展やるんだわ……国芳はまとめて見てみたいと思っていたのよね。
そうなると時間かかるけど。
山口大神宮
八坂神社
今八幡宮
龍福寺
古熊野神社
この辺はほんとに「行けたら」の範囲でいいな。
山口市には3泊して、そのうち正味1日分くらいを山口市に当てられればいいかな。山口県立美術館の特別展を見るとなると、1.2日くらいがベストかなーと思うけど。
山口市の観光を終えて、バスで萩へ。出来れば午後1くらいにバスに乗れれば。1時間強、1800円。午後も早いうちに行ければ、萩の観光所要時間が1日ちょっと滞在できるもんね。このくらいのアソビは欲しいですよね。1本乗り遅れたらそのあとのプランニングが崩壊する。
萩泊。
6日目のルート。
朝から萩観光。1日だとねー。ちょっと足りない気がするのよねー。萩は。
松下村塾エリア
城下町エリア(含 博物館、美術館)
萩城エリア
萩八景遊覧船
この4カ所だと思うんだけど、1日だと、心に余裕をもって回れるのは3エリアくらいじゃないかと……。やっぱり前日に少し早めに来て、1つくらいはこなしておかないと厳しそう。
夕方、萩を発って長門へ。長門泊り。
7日目のルート。
この長門が今回のルートの最大のネックなんですよー。いや、こういうと長門のみなさんに失礼か。しかし公共交通機関の選択がないうえにレンタカーがほぼないのツラい。ツラすぎ。でも観光案内所でわずか2台のレンタカーと、中古車販売をおそらく主業務とするカーアシスト長門さんが多分レンタカーもやっている……という、ちょーっと心細いながら、この線を信じて長門でレンタカー借りること前提で。
青海島遊覧船
金子みすず記念館
青海島の東と西の洞
元乃隅神社と棚田、千畳敷
これで1日で行けるでしょう。
……あれ?でも遊覧船で青海島を一周回れるならば、青海島の洞は海側から見てコンプリートでいいのか?わざわざ陸を回らなくてもいい?だって海側からじゃないと洞窟見えないもんね。そうすると元乃隅神社をあきらめれば、長門エリアのレンタカーというこのルート最大のボトルネックが消滅する?
そのうえ、萩の観光時間にけっこう余裕が出るんじゃないだろうか。長門の観光は遊覧船に乗れれば大部分満足だろうし。金子みすず記念館は徒歩圏内だし、ちょっとがんばれば青海大橋も徒歩で行けるか。おやおやおや?余裕が出ますね。
長門市駅と仙崎駅の間の電車は一日に6本しかないのですが、実はここは2.5キロの距離でしかないので、余裕で歩けます。だがその先もずーっと歩くとするとトータルではけっこうな長距離。まあ歩けなければタクシーでも。
長門市の公共交通機関がこのサイトにまとまってますね。
2025年版。仙崎地区。
仙崎地区だけと考えればバスもまあまあ本数があるなあ。
そうかー。これかー。これでいいかな。最悪、萩でレンタカー借りてもいいかと思っていたけど、ちょっと遠いのよね。元乃隅神社を諦めるだけで全体のプランに余裕が出来るのならそれでいいかなあ。
ということは、前日萩泊(2泊目)にして、長門の観光を半日にする。そうすると、……うーん、長門に泊まれないか。長門に泊まらないとスーツケースがなあ。長門に泊まると貴重な朝の時間帯に下関までの移動2時間がもったいないのか。でもなんか長門に泊まりたいのよね。うーん。
とりあえず気分的に長門泊り。
8日目&9日目のルート。
朝、長門から下関へ。約2時間。
長門ー厚狭ー下関が最短ルートっぽく、金額も1340円と意外に安いが、バスに1時間20分乗るのはちと気が重い。山道っぽいしなあ。
本当は山陰本線を通りたかった。だが途中、2023年の大雨被害の部分があり、大部分は内陸の代替バスなのよね。そうしたら内陸しか通らない厚狭経由でも仕方ないのか……。それともちょっとでもいいから山陰本線からの海を見る?所要3時間弱になるけど。
長門を8時に出て、10時過ぎに下関着。厚狭経由の場合。
下関観光。
日和山公園
海響館
唐戸レトロ
唐戸市場
赤間神宮
火の山展望台
長府毛利邸
長府庭園
下関市立歴史博物館
功山寺
ちょっと下関観光の下調べが甘い。でもこんなところかしら。
8日目と9日目を下関観光。下関2泊。
10日目のルート。
関門海峡
門司港レトロ
門司から博多へ移動。夕方~夜、福岡空港から仙台へ帰る。以上!
前半も、リプランニングしました。
長門辺りの変更もあるけど、書いているうちに前半も少し変えた方が上手くいく気がしました。手直しします。
1日目:仙台から福岡へ飛行機で。小倉観光(城と鴎外旧居、旦過市場)。
その後、門司港レトロ地区へ。1カ所でも2カ所でもツブしておく。
そして門司港のナイトクルーズをここにぶちこみたい。
(ミニクルーズは1000円。所要時間・運航日時不明。
夜景観賞定期クルーズ90分は2800円。土日のみ運行らしい)
その後、門司港から防府へ。(防府泊)
2日目:1日防府観光。(防府泊)
3日目:11時頃新山口駅発のSLやまぐちに合わせて防府9時半頃発って新山口へ。
ここはうっすら時間がだぶつく感があるが、これがゆとりというものか。
新山口から津和野へ。着後、津和野観光。(津和野泊)
4日目:津和野観光。終了後、速やかに普通電車で山口へ。そののち山口市観光。(山口市泊)
5日目:レンタカーで秋芳洞、秋吉台観光。(山口市泊)
6日目:山口市観光。終わり次第、山口市から萩市へ移動。(萩泊)
7日目:萩観光。(萩泊)
8日目:萩観光終わり次第長門へ移動。長門を公共機関で観光。(長門泊)
9日目:朝、長門から下関へ移動。下関観光。(下関泊)
10日目:下関観光。(下関泊)
11日目:下関観光を終わらせて、門司港観光。ほどよきところで福岡空港へ移動。
福岡から飛行機で帰る。
……なぜ山口県1県の観光に11日もかかるのでしょうか……。いや、小倉と門司は福岡県だし、津和野は島根県。とはいえ、これは時間をかけすぎではないだろうか。でもせっかく交通費をかけて行くんだし、1日2日の違いなら、こころゆくまで探訪出来た方が人生に悔いはないだろうしなあ。
ちょっとひっくり返してみていい?
このコースを逆回りにしたらどうなるのでしょうか。ちょっとやってみます。
1日目:福岡空港着。小倉観光。小倉から長門へ。2時間3450円。(長門泊)
2日目:長門観光。午後に萩へ。多少は萩観光も出来るだろう。(萩泊)
3日目:萩観光。バスで萩を17:18発、津和野18:55分着2220円。(津和野泊)
4日目:津和野観光。SL山口だと夕方16:00頃出なきゃ。短いな。(山口市泊)
5日目:レンタカーで秋芳洞観光。早めに戻って多少山口市観光も出来るか……(山口市泊)
6日目:防府観光。これは山口からホテルを移動せずにでしょうねえ。(山口市泊)
7日目:山口市観光。短いな。夜に下関へ移動。(下関泊)
8日目:下関・門司観光。(下関泊)
9日目:下関・門司観光をしつつ、ほど良きところで福岡空港へ。夜発。8泊9日。
……あれ?けっこう短くなりましたね。これで不満があるとすればやはり津和野。山口市の短さも。でも山口市に丸2日はかけなくてもいい気がするのよね。下関に午後移動してもう1日増やす?それとも津和野を増やす?萩を2泊にするという手もある。
こっちの方がマトモなのかな。小倉ー長門間を荷物なしで移動出来るのは楽。特にバスだとね。混むことは心配してないけど、万が一混んでたらしんどい。混んでなくても山道のバスで、スーツケースの心配をしながら1時間半乗ってるのはしんどい。
これは、3日目に萩から山口市に来る選択肢もあるのよね。そうなると、
1日目:福岡空港着。小倉観光。小倉から長門へ。2時間3450円。(長門泊)
2日目:長門観光。午後に萩へ。多少は萩観光も出来るだろう。(萩泊)
3日目:萩観光。(萩泊)
4日目:萩から山口市へ移動。山口市観光。(山口市泊)
5日目:秋芳洞観光。(山口市泊)
6日目:防府観光。(山口市泊)
7日目:山口からSLやまぐちで津和野。午後津和野観光。(津和野泊)
8日目:津和野観光ののち、ほど良きところで下関移動。下関観光。(下関泊)
9日目:下関観光。(下関泊)
10日目:門司港観光。夕方に福岡空港へ。福岡空港発。
……うーん。決まらんなあ。SL山口が土日祝しかないのと、門司港夜景クルーズが土日であることが問題をすごく難しくしている……。
SLを津和野着にするか津和野発にするかもけっこう違うのよね。スケジュールの自由度において。どうしたって津和野着の方が自由度が高くなるし、気分も盛り上がるのだが……。
あ~~~!決まらない!!
時間が解決してくれます。おそらく。
こういう風に決まらない時に決める方法をご存じですか?
――それは、結論を出さずにほっぽっておくことです!
すぐに心が決まらないことでも、時間が経つとなんとなく解答に収束していくということはある。ただ、折にふれて目に触れる状態にしておくことが大事。ちょこちょこ目にしておくことで、無意識下で比較検討が進む。なので、わたしは今から候補の3コースをメモ帳に書き写すという作業をしようと思います。それを折に触れて眺める。
もっと早く、ハッキリ心を決めたい場合には、コースごとにメリット・デメリットを表にして書き出す作業をします。これは選択肢に迷った時に有効な手段。パソコンやカメラを買う時などによくやってます。金額・各種スペック・好き嫌いなど、いくつかのポイントを表にして、チラシの裏に書く。チラシの裏じゃなくてもいいけど。これを眺めているとだいたい心は決まります。
というわけで、しばらくルートは寝かせておこう。そのうち気づかなかったメリット・デメリットに気づくかもしれないし。
以上、(収束してないけど)山口県のルート検討会でしたー。