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◎来ました!仙台89ERS、2021-2022シーズン始動!前哨戦はTOHOKU CUP 2021。

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前シーズン、プレイオフの総括。

仙台89ERS、前シーズンのプレイオフの初戦を、西宮ストークス相手に奇跡的な逆転ブザービーターを取り、その勢いで2戦目も勝って、次の試合に駒を進めました。

次の茨城戦。レギュラーシーズンで勝ったり負けたりしている相手です。でも相手はレギュラーシーズン2位、89ERSは4位。――それでも(わたしは)茨城に苦手意識は持っていないので、ワンチャンあるかと思っていました。

が、実際蓋を開けてみると、実力差もあり――実力差以上に、力の出せなさを感じた試合になりました。自分たちの力を十全に出せればいい試合になっただろうに、慎重になりすぎた結果、力の5分の1しか出せずに終わってしまった。勝とうと思いすぎて、欲張ってしまったのかもしれません。

それでも翌日の第2試合は若干持ち直し、いい試合になったのですが、78-81の3点差で敗れました。ここで89ERSの2020-2021のシーズンは終わった。

実はこのあと3位決定戦を越谷と争ったのですが、3位決定戦というものは言うたらなんだが、消化試合。消化試合でもなんでも勝つべきだったが、第1試合勝ち、第2試合負け、第3試合負けで、3位決定戦にも敗れました。ここで意地を見せて欲しかったが。

最終的に、仙台89ERS、2020-2021シーズンはレギュラーシーズン東地区4位、プレイオフ4位で幕を閉じました。

 

新チームはだいぶ顔ぶれが変わりました。

数年にわたる悲願、B1復帰をまたしても逃してしまった89ERSには、立ち止まっている暇はありません。負けが決まったその瞬間から、志村雄彦球団社長は次シーズンへと視線を切り替えていたと思います。

今回、チームは大きく変わりました。

そもそもBリーグは入れ替わりが激しいシステムです。それはアメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAなんかでも同じ。2、3年で移籍する人が多いから、数年経つと贔屓だったチームに贔屓の選手が誰もいなくなっていることも。

日本のBリーグでは日本人の移籍はそこまで激しくはありませんが、だいたい半分弱が入れ替わるのが平均的。今回89ERSでは11人中ニューフェイスが6人ですから、半分以上が入れ替わったことになります。

 

現時点でのロースター。

現時点で89ERSのロースターは11人です。

そのうち、外国籍選手が3人。最初から3人いるのは心強いですね。去年もたしかその前も(おそらく予算の関係で)スタートは2人でした。2人だと毎試合毎試合出ずっぱりで疲労が蓄積するし、外国籍2人と3人では作戦も大きく違ってくるから、最初から3人いるのは心強い。

外国籍の新メンバーはこの3人。

オリバー!
バーレル!
メインセ!

バーレルは、月野選手と共に、今シーズンのキャプテンを務めるそうです。前シーズンはB1の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに在籍していました。2011シーズンに初めて日本でプレイし、間に2年間フランスのリーグにいた以外はずっと日本。日本にも、日本のプレイスタイルにも慣れているので、初来日のオリバーとメインセに様々なことを教えてくれるでしょう。

……なんかね。9月4日の宇都宮BREXとの練習試合で、バーレルが他の2人にお辞儀の仕方を教えているシーンが写った気がするんですよね。微笑ましかった。

早いところ、どんなプレイスタイルの選手たちなのか、知りたい気持ちでいっぱいです。

日本人選手のニューフェイスも3人。

荒尾岳(あらお がく)!
田中成也(たなか せいや)!
神里和(かみざと なごむ)!

彼らのことをも良く知らないのですが(汗)、荒尾選手はゴール下で外国籍選手とマッチアップ、田中成也選手は3ポイント、神里選手は3人目のガードとして期待しているようです。

 

9月4日に練習試合がありました。

9月4日にはB1の宇都宮BREXと練習試合を行いました。試合は終始89ERSが押し気味で進み、72-56で勝利。まあ宇都宮にはメインプレイヤーと外国籍選手2人がいなかったし、この時期の練習試合ですから、勝ち負けではなく、点数でもなく、やりたいことを試せたかどうかが大事なのですが、……やっぱり勝った方が気持ちいいじゃないですか!

ディフェンスが大変上手くなっている気がしてうれしかった。B1レベルの、ちゃんと相手にプレッシャーをかけたディフェンス。この時期にここまで体が動けているのはうれしい誤算?でした。

合流したばかりのはずの外国籍選手が違和感ないほど溶け込んで動けていました。合流して2日くらいのはずなのに、タイミングばっちりでびっくり。隔離期間があって体を動かせない日数もかなりあっただろうに、こんなに動けているのが不思議でした。

外国籍にしても日本人選手にしても、全体的にすごく伸び伸びプレイをしてるように見えました。これは「バスケが出来る!」というヨロコビがそうさせるのでしょうか。とにかく足が動いてたのがすごい。相手コートから自コートへ戻るスピードが素晴らしかったです。

これが数多の試合を経て、疲れて来たシーズン後半まで続けて行ければ怖いものなし!続けることが難しいのですが。それと、激しいディフェンスは、反面ファウルと裏表なので、ファウルトラブルをいかに避けるかが問題。何しろ現時点で11人しかいないので、2人くらい4ファウルになっちゃうと途端に苦しくなってしまう。

3ポイントは全体的に、試投数も少なければ入った数も少なめでした。しかしこれはシーズンが始まったら上がってくるでしょう。外国籍のフリスロー確率も、若干不安はありつつも、まあ2回や3回ではわからないところ。

解説で、バーレルについて「前チームではゴール下をがっしり守っていたイメージだが、89ERSへ来てプレイスタイルが変わり、だいぶ上から(センターラインに近い方から)攻めていくようになった」と言われていました。いろいろな攻め方が出来ると面白い試合が期待出来ますね。積極性が増したということでもあるだろうから、そこもうれしい。

メインセも見事なカットを2回披露してくれました。こういうプレイは盛り上がりますよねー。レギュラーシーズン中も見せてくれるとうれしいな。

この日の練習試合は今シーズンの89ERSを最大限に期待させる出来でした!

 

そして大きな変更点は、新HC。

選手の顔ぶれが変わること以上に大きな今回の変化は、ヘッドコーチが変わったことです。去年まで3年間HCを勤めてくれた桶谷大HCが、古巣である琉球ゴールデンキングスのHCになり、それまで2期琉球のHCを務めた藤田弘輝氏は89ERSの新HCに就任しました。

……この、まるでトレードのようなHC交代劇はわたしにとっていまだに謎なのです。たしかに桶谷さんは琉球のHCとしてチーム創設2年目から5年目を過ごし、その時の成績は優勝・3位・準優勝・優勝という見事なものでした。伝説のHCともいうべき実績ですが、それでも10年前、Bリーグになる前の話です。

藤田弘輝HCは前々期の途中からHCに昇格し、前々期も前期もB1の西地区1位に導いています。琉球は創設初年度以外は地区1位と2位以外にはなったことのない強豪なんですよね。しかし2期連続1位のHCを出すのは、一体どんな思惑があって……と不思議です。

89ERSとしては、桶谷さんで3年がんばってきて昇格成らず、ここらへんで空気の入れ替えが必要なところでした。しかも積み上げて来たものを崩さずに。というわけで、実績のあるHCがすんなり来てくれたのは有難かった。お世話になった桶谷さんが古巣のHCに就任というのもうれしいことでした。

 

TOHOKU CUP、9月18日開幕。

レギュラーシーズンの初戦は10月2日です。しかしその前に、東北・北海道地区では、前哨戦ともいうべきTOHOKU CUPを開催します。今回は、

レバンガ北海道
青森ワッツ
秋田ノーザンハピネッツ
山形ワイヴァンズ
仙台89ERS
福島ファイヤーボンズ

この6チームで争うミニ・トーナメント。例年であれば同様の大会が全国各エリアで行われるのですが、コロナ禍下を鑑み、他のエリアでは開催を見送ったようです。

東北エリアだけが行なう理由は、東日本大震災から10年という節目を意識して。リスタート、の思いを込めたいということかもしれない。昨今の状況で開催するのは、最後まで逡巡もあった様子なのですが、先日ようやく開催を決め、正式に告知されました。

開催地は山形市総合スポーツセンター。

日程は9月18日から20日までの3日間で、

9月18日 第一回戦 15:00~ 仙台89ERS VS 青森ワッツ
18:00~ レバンガ北海道 VS 福島ファイヤーボンズ

9月19日 5位決定戦 12:00~

準決勝 15:00~ 秋田ノーザンハピネッツ(シード)VS 前日の勝者
18:30~ 山形ワイヴァンズ(シード)VS 前日の勝者

9月20日 3位決定戦 12:00~ 決勝 15:00~

 

というスケジュールになります。89ERSがもし順調に勝ち進めば、3日間通じて15:00からの試合に登場することになります。

 

 

TOHOKU CUPは、おうちでも見られます。バスケットLIVE。

ソフトバンクが「バスケットLIVE」というコンテンツを作ってくれています。これに入ればBリーグレギュラーシーズンはもちろん、今回のTOHOKU CUPも見られます。

わたしはBリーグと日本代表戦しか見ないので定かではないのですが、他にも、Wリーグ・天皇杯・皇后杯・大学バスケ・高校バスケ・ジュニアバスケ・全国ミニバス大会。驚くくらい細かいところまで網羅している。利益というよりバスケの拡大振興を目的としてくれているように感じます。もちろんソフトバンクモバイルの広告塔・コンテンツではあるんだろうけれども。

このバスケットLIVEは、スマホがソフトバンクの人はちょっとした登録だけで、そうでない方も登録と月額500円程度で視聴出来ます。わたしのように自分の贔屓チームしか見ない人でも、レギュラーシーズンは9月~4月まで試合が月6回~9回ありますし、今回のように9月に練習試合が数試合、レギュラーシーズンを勝ち進んでプレイオフまで行けばさらに熱い試合が数試合と、500円で損はない内容。9月から5月まで楽しめます。

全然Bリーグがない6月~8月は登録から抜けるのも可能。手続きはたしか難しくありません。

バスケットLIVE

ソフトバンクモバイル、ワイモバイル会員以外の方は、yahooプレミアム会員になって月額料金を払うと見られます。わたしはyahooプレミアム会員です。

 

待ちきれない!今年の89ERSを占う TOHOKU CUP。

3か月前、89ERSはB1を目の前にしつつも敗れ、昨年に引き続き今年も涙をのみました。

B2優勝、B1復帰!そして大事なのはB1に復帰出来たとして、他のB1勢と互角に戦っていく力があるかどうか。そういえるためにはB2では圧倒的な強さを持たなければなりません。10月2日の開幕を見据えて、どの程度までチームが仕上がっているのか。3ヶ月間のノー・89ERS期間を経て、わたしたちの前にどんなチームの姿を見せてくれるのか。期待が止まりません。

怪我だけは気をつけて。優勝を目指してください。

 

 

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