仙台あちこち

◎とうほく蘭展が→「花と緑のココロ博」に。第一回に行ってきました。

更新日:

とうほく蘭展もだいぶ長い間続きましたね。今回からはリニューアルし、蘭限定ではなくお花全体をフィーチャーするようです。

花と緑のココロ博……花と緑のココロ博……名称がちょっと長いな。「ココロ博」でいきましょう。

 

ココロ博はいつ、どこで、開催するの?

いつ?

2020年は1月31日(金)~2月2日(日)の3日間でした。

時間は9:30~17:00まで(入場は16:15)まで。

どこで?

2020年の会場は夢メッセでした。とうほく蘭展からずっとそうでしたから、もうこの会場は動かないものだと思われます。仙台最大の屋内展示施設ですもんね。

夢メッセみやぎ

車であれば産業道路をずーっと行けばわかりやすいですね。

バスで行く場合は、

〇仙台駅前(青葉通アイリス青葉ビル前)50番のりば発
【夢メッセみやぎ経由仙台港フェリーターミナル行き】

通常は1日3便らしいのですが、2020年の場合は平日に臨時便が2便、土日は4便増えました。おそらく来年も似たような増便がありえると思いますので、行かれる場合には公式サイトをご確認ください。運賃大人550円。所要40分。

JRの場合は、中野栄駅が最寄だそうです。そこからタクシーで約5分。……と書いてあるが、グーグルマップによると10分程度らしいです。直線距離だともっと短いが、道路を通ると2.4キロくらいですね。その距離だとタクシー代は多分1000円くらい。

わたしは中野栄あたりに土地鑑がないのですが、駅前にタクシーはいるのかな?人数によっては、バスで立っていくよりは早くて楽で金額も変わらないという場合もありそうです。

 

ココロ博はどんなことをするの?

今年の公式サイトにWEB上で閲覧できるパンフレットが載っていましたが、可能であれば事前に紙のパンフレットを入手した方が見やすいですね。といって、事前にどこで配っているかはわからないのですが。入場時には全員に配られます。

パンフレットに載っている一番の情報は見取り図。

夢メッセみやぎは横126メートル×奥行き61メートルの横長の展示場です。これをだいたい3分の1ずつ使い、

〇一番右側が花のエリア、

〇中央が展示販売エリアとステージ、

〇一番左側奥が飲食・物産エリア、その手前が「みやぎフラワーフェスティバル」会場。

2020年はこういう配置になっていました。

 

見どころはやっぱり花エリア。

入口が右側なので、入ってすぐのところが花エリアです。

花のトンネル。

混みあったところでみんながぞろぞろ並んで通るので、全景は撮れませんでしたが、会場へ入ってすぐが花のトンネル。

 

 

わかりにくいですが、壁が一面の桜。足元には菜の花。

 

トンネル上部はコチョウランとシンビジューム。写真には写っていませんが、その下を人間たちがぎっしり並んで通っています。これが人が少ない状態で見られたら最高なんですけどねえ……

 

「ココロのオアシス」。

そしてそのトンネルを抜けると、メイン展示の「ココロのオアシス」があります。これはなかなか大規模。

 

 

これも全体は撮れなかったのですが、5メートル×3メートルくらいの範囲ですかね、もうちょっと広いかな。そこに小屋やらなんやらを建て、木もかなり植えて、落ち葉をたくさん敷き詰めて、もちろん花も植えて――

全体的には「北欧の森?」というイメージを受けました。多分一番高い建物のとんがり屋根から、ムーミン谷のようだと思ったな。すてき。

 

 

敷き詰められた落ち葉の間から顔を出すサイネリアとヴィオラ。青でまとめているのがいいな。

生け花コーナー。

だいぶ大きな生け花でした。宮城県華道連盟所属の9団体から1作品ずつ。

 

 

フラワー・アレンジメントコーナー。

これもだいぶ大きなものでした。全部で5つ。

 

 

 

この他にいつもの蘭展と同様、蘭の個別株展示もありブルーリボン賞などが贈られていました。


販売コーナー。



販売エリアはけっこう広く、ガーデンの一画を再現するコーナーと販売スタンドとして小物や鉢物、ガーデン用品を売るコーナーがありました。その他に謎の絨毯屋とか、謎の画廊、謎の中国家具屋、謎のマッサージ器売りとか。

ここで面白かったのは、苔ものが多少まとまって出ていたことでしょうか。わたしは苔に注目したことがあまりなかったので、普通の花屋さんに苔ものが置いてあるかどうか謎です。でも昨今わりと苔の人気は上がってますよねー。

出展者であるKOKEMONさんのサイト。

 

切り花を売っているのはせいぜい2ヶ所くらいだったと思います。もっと大々的に切り花を売ってもいいんじゃないでしょうかね?切り花大人気なんだけどねー。もっと大きく扱って、なんなら疑似競りみたいなイベントをしたら、超盛り上がるんじゃないかと思うんですが。

 

ステージ。

中央奥にあったのがステージです。椅子は200席程度かと思います。

 

2020年のプログラムは、

スパリゾート・ハワイアンズフラガール特別公演
観光PR&ゆるキャラふれあいタイム
うみの杜おさかなクイズ
魅知国定席(みちのくじょうせき)花座ステージ

おしりたんていなぞときショー
トークショー・花のある暮らし(三上真史)
フラワー装飾選手権大会表彰式

伝統芸能 行山流 水戸辺 鹿子躍 保存会
長谷圭祐トークショー
ティーナ・カリーナ ミニひとり昭和歌謡祭

これらが3日に分けて行われました。「おしりたんてい」など1日2回行なうものもあったので、
ステージはほぼ間を開けずに何かをやっていた感じです。

「トークショー・花のある暮らし(三上真史)」はかなり人が集まったので、椅子の追加もありました。イケメンで元気で性格が良さそうな人でした。

 

ミニセミナー。

ミニセミナーはあまりよく見なかったけど、テーマはアレンジメントと園芸だったようです。各日4回ずつ。こちらの座席数は、50はあったけど100はない。くらいな気がする。

 

ワークショップ。

あまりセミナーやワークショップに興味がなかったのでよく見てこなかったのですが、
ワークショップでは、

着物地の缶バッジ制作
フラワープレート制作
手作り和紙
無料毛髪診断(←謎。)
アロマキャンドル作り
花の壁飾り作り

などをやっていた様子です。参加費1000円~1500円。

 

「みやぎフラワーフェスティバル」が謎。

出口近くの会場の一画をしっかり区切ってあって、そこは「みやぎフラワーフェスティバル」として独立したものとして扱ってるのですが、この立場が今一つよくわからない……

花屋さんによるアレンジメントが20~30あって、セミナー?ワークショップ?のコーナーもあった気がしますし、その他スペースもあった気がするのですが……パンフレットにも特に載ってないんですよね。特に区切った意味はなんなんだろう。

 

飲食・物産エリア。

花よりダンゴな向きには(わたしだ)、飲食エリアもあります。

物産展&少数の出店という感じですね。見回ってけっこう楽しかったです~。かなり日本全国各地からな印象でした。

私の予想よりはお弁当などその場で食べられるものが多く、腹ごしらえもここで可能。鹿児島の豚角煮弁当(1000円?)がウマそうでした……←食べてない。

ただ、椅子・机の席取りはシビア。物産エリアは買えないほど混んでいるわけではないので、物産エリアで食べるものを買って、車で行った人は車に戻って食べるのもアリだと思います。あと会場外のロビーで腰をかける場所もあるかも。

会場外へ出る場合、再入場には入場券の半券が必要です。

 

花と緑のココロ博は。

花あり、展示販売あり、飲食・物産あり、興味のある向きにはワークショップも、というなかなか盛沢山なイベントです。

わたしはもう少し花の展示が多い方がいいと思うな。花を期待してくるわけですから。

あと、人の動線として、入口に花のトンネル、そのトンネルのすぐ先にメイン展示であるココロのオアシス(北欧の森みたいなところ)が来てしまうのは、盛り上がりに欠ける気がする。いうたら入場後5分でメインが終わってしまうわけですから。

もう少し花をたっぷり見せる作りの方がいいと思う。それから、もっと切り花を持って来たらどうでしょう。ばんばん売れると思うよ。

飲食・物産エリアは予想よりも充実してました。ただ現地で食べる場合に、席の確保が大変というのは覚悟してください。

おそらく今後も毎年続けていくイベントかと思われますし、ご興味のある方は、来年年明けあたりから情報をチェックしてみてください。

 

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