いろいろ徒然

◎とっくんさん・サイゼリヤ・やみつきスパイスカレー。→アレンジしてみた。→(当然ながら)別なものになった。

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ファミレスではサイゼリヤが一番好きですねー。半熟卵のミラノ風ドリアがお気に入り。初めて見た時はこれで350円!?と驚いた。日本のリーズナブルなランチは牛丼業界とサイゼリヤ(と半田屋。笑)が支えていると言っても過言ではない。

が、しばらく行ってなかったこともあって「サイゼリヤの魔法の粉」の存在を知りませんでした。もともとエスニック系の料理には興味がないのでアロスティチーニにも気づかなかった。このお肉の量だとごはんにならないしね。

 

とっくんさんが教えてくれた。

魔法の粉の存在を知ったのは、とっくんさんの動画でした。

突然「私はマッドサイエンティストなので」と始まるのでびっくりするかと思いますが、こちらの動画はアニメキャラなどの声真似をしながら料理をするというコンセプトなので、何かの元ネタはあると思われます。

とっくんさんは、わたしが初めて知ったyoutuberの方。わたしは「NARUTO」を読んだことがなく、誰のどんなモノマネをしているのか、写輪眼が何なのか正直サッパリわからなかったのですが、わからなくても面白い。見続けています。ネタがいろいろわかったらもっと面白いんだろうなー。

最初は料理人の方かな?と思いました。でもそうではなく、自炊から料理の楽しさに目覚めたそうです。会社員をしながら料理系youtuberでもあり、バンド活動もしているそうですね。近頃は声優さんとのコラボも多く、いろんな方面から「すでに一般男性ではない」というツッコミが入っています。

とっくんさんの料理は、ズボラなわたしが作るにはちょっと手がかかる気がする。手間がかからないものももちろんありますが、調味料は若干本格的なものを使うんですよね。うちにないことも多い。なので基本的には見る専門でした。

でもこの動画で、魔法の粉=やみつきスパイスの乾煎りになんだか妙に惹かれて。「スパイスの乾煎りをしてみたい!」という気持ちが盛り上がった。……なんでここに惹かれたのか我ながら謎ですが。

 

サイゼリヤへ買いに行く。

とにかくスパイスの乾煎りをするためには、やみつきスパイスを手に入れなければ!そのためにはサイゼへ行かなければ!というわけで久々にランチに行ってみました。

とっくんさんの動画に従うと、スパイスと骨付きももの辛味チキンが必要。――しかし骨付きももの辛味チキン、高いですよね。1個590円。さすがに1人1個必要だろうし、そうすると材料費がかなりお高めの、下手するとお店に食べに行くのと変わらない値段のカレーになる。うーん、骨付きももの辛味チキンは省略しましょう。……あれ?事態が脱線しはじめたような。

やみつきスパイスは300円。思ったより量は少なめでした。でもとっくんさんの作った量でトマト缶も1個だから、1袋でいいはず。

ちなみにそーっと「(飲食をせずに)スパイスだけ買いに来るのもありですか」と聞いたら、大丈夫だそうです。「そんなに気に入って下さってありがとうございます」とお礼を言われました。いや、まだ食べたことないんです、ということは内緒にしておいた。

やみつきスパイスだけ買いに行く場合には、出来ればランチの時間を外した方が親切だと思います。お店は少人数のオペレーションで回していらっしゃいますからね。

 

次にスーパーへ行く。

骨付きももの辛味チキンの代わりに、手羽元で代用しようと思い、スーパーへ行きます。1人前3個くらいでいいかな。2個でもいいかな。翌朝も食べるつもりならその分の個数の計算もお忘れなく。チキンの他に具はない(目に見えない)レシピなので、肉がないとかなりさびしい見た目になります。

 

では、作ります。

とっくんさんの動画の内容に従って作りまーす。でも、ここで大切なポイントが。ついうっかり見過ごしがちですが、このレシピ、3時間煮込む想定です。長時間煮込まなければ食べられない食材はないので、絶対3時間!でなくてもいいかもしれませんが。味がまとまりが出るということと肉の身離れが良くなる、という理由かな?わたしは数々の妨害にもめげず、ストーブで半日煮込んでみました。

まずは鶏肉に下味をつける。

下味は余った粉末焼きそばソースでつけました。まさにこういう時に便利。

◎最近便利に使っている料理の小技、4選。にんにく・ゆで卵・小松菜・焼きそばソース。

前の日の晩か、何時間か前に漬けて置いていいと思います。

スパイスの乾煎り。

楽しみにしていたスパイスの乾煎り!実際にやってみると、……まあなんというか、普通ですね。特に盛り上がりはありませんでした(←当たり前)。乾煎りするとカレーのいい匂いが漂います。

飴色玉ねぎの作成。

玉ねぎみじん切りをひたすら炒めて飴色たまねぎに。とっくんさんによれば、炒めて、多少水を加えて、炒めて、水分がなくなったらさらに水を加えて……を何度も繰り返すと出来上がるそうです。

わたしは冷凍玉ねぎを使いました。

◎玉ねぎの大量消費。基本は冷凍がおすすめです。

こういう時のために冷凍玉ねぎがあるのだ!と思います。でもやっぱり飴色玉ねぎを作るのは時間がかかる。ここに時間を取られるので、このレシピを作るのは時間と心に余裕がある時推奨。手順はシンプルなんですけどねー。

あとは動画に従って、水とトマト缶と肉を加えて煮るだけ。3時間煮込むなり、適当な時間煮込むなり。煮込む場合は冷める過程で味がしみ込むらしいので、一度冷ました方がいいのかもしれません。

ごはんを炊いて、よそいます。

ターメリックライスはターメリックを用意するのが面倒なので省略するよ☆省略できるものは出来る限り省略する。amairo流。

同じ理由でコーヒーフレッシュも家になかったので省略。白飯にバジルをふる。パセリがバジルだろうが問題なし。要は見た目。

ごはんをお皿に盛りつけて、その上に出来上がったものをかけて。お肉をきれいに並べてください。

やみトマライスの完成。

みなさん、お気づきでしょうか。

とっくんさんは骨付きももの辛味チキンを使っていました。わたしはそこを省略し、鶏の手羽元に下味をつけて使いました。この違いで発生する――というより発生しないものは何か。

辛味です。

私が使った材料では、辛みが発生する余地がないんですよねー。実はやみつきスパイスには辛味はほとんどありませんでした。いかにもカレーのような香りはしたけど、香りだけで辛味はない。盲点でした。

なので、味としてはスパイス+トマトの味です。……正直いって、これ、そのままではいわゆるカレーではないですね。

でもこれはこれでアリだと思った。ふだん食べないエスニック系を珍しく作ったという満足感もあったし、見た感じが意外に良くて、お店の一皿のような雰囲気だったんですよね。これに緑のサラダなどを乗せればカフェごはんのようになったと思う。

夜ご飯にそのまま食べて、朝にちょっと牛乳を入れて食べてみたのですが、それもそれでアリでした。口当たりがマイルドになってむしろこっちの方がわたしは好きかもしれません。

カレーにはなりませんでしたが、たまに作ってもいいかなというメニューでした。思ったよりも塩味が濃いので、トマト缶1個に対してだったら、やみつきスパイスは3分2くらいでもいいかな。

やみトマライスと名づけましょう。あ、別なものになってしまった。

 

カレーにするなら。

これを当初の予定通りカレーにするなら、一番単純な解決法はカレー粉を足すこと。カレー粉はいろんな味つけに使えるそうなので、常備すると便利と聞くが。でもわたしはカレー味にするとすべてカレー味になるので、……何をいっているのかちょっとよくわかりませんが、飽きそうであまりカレー味の何かを作る気にはなりません。

カレー粉じゃないなら、思いつくのは、ラー油、タバスコ、ちょっと癖がでそうだが豆板醤、チリペッパー。あとは最初の趣旨とは違う気もしますが、インスタントのカレールゥを1つ2つ入れるのも楽かもしれませんねえ。今度やってみます。

 

やみつきスパイスは。

このやみトマライスを作った後、サイゼリヤでランチを食べる機会があったのですが、普通にお肉につけて食べるの美味しいですね。辛くないのでたっぷりまぶして、そのエスニックな香りを楽しむ。美味しかったので、やみつきスパイスを追加で注文しようかなと思うくらいでした。

おうちで肉を焼いて、心ゆくまでやみつきスパイスをつけて食べよう。簡単にエスニック。お店ではラム肉と合わせていますが、普通に豚肉、牛肉、鶏肉でも美味しいと思います。多分しっかり焼き目をつけた肉と合う。やみつきスパイスの塩味が強いので、肉自体の塩はごく控えめがよろしいかと思います。塩は皿の上で加減。

フライドポテトにふりかけてもいいかもしれませんねー。聞くところによるとペペロンチーノにかけても美味しいとか。これさえあればいつでもエスニックが楽しめそう。袋は密封が出来るようになっているので、何度か分けて使う時も使いやすいです。

エスニックは苦手なamairoでしたが、これは気に入りました。手軽に使えるところがいいですね。便利。面白いものを教えてくれて、ありがとう。とっくんさん。

 

 

 

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