Googleアドセンスに申し込みたいなあ、とずっと思っていましたが、ネット上では審査の厳しさに言及したものが多く、コワくてなかなか申し込めませんでした。何度も落ち続けたら、きっと心が折れる……。
でも記事数も若干増えてきたことだし、ゴールデンウィークで少々時間もあるし、そもそもだいぶ待たされるものだというし、とりあえず1回目にトライしてみましょう!
そしたら、申し込んで約8時間後に合格のメールが来ました。
アドセンスの審査って人間がやっているものだと思っていましたが……こんな短時間で出来るものなのでしょうか。ゴールデンウィークで申し込む人は多かっただろうし、それに対してスタッフの方の人数は少なかったんじゃないかと予想してたし、3週間くらいは待つものと覚悟していました。
合格したこと自体はとても嬉しかったけど、今一つ信じられない感がある……。「何かの間違い?」「詐欺メール?」と疑いました(汗)。でもGoogleアドセンスのページにログイン出来るし、ブログ名もちゃんと登録されているようだし、そもそもブログにすでに広告が載っている!
……まだ心から安心はしてませんが、本当に合格したのでしょう。(←超疑い深い)
わたしもたくさんのみなさんのアドセンス合格記・不合格記を読んで参考にさせていただいたので、わたしの場合の合格時の状況をお伝えしたいと思います。
合格時のブログのスペック。
独自ドメイン。WordPress。
ブログ開設時から:ほぼ4ヶ月経過。
記事数:39くらい。
記事の文字数:3000~5000が多い気がします。5000を超える記事もいくつかあり、多分最低でも2000字以上だと思います。
PV数:1日0~2。というよりほぼゼロ。(泣)
更新頻度:3日~6日ごとに1記事。毎日なんてとても書けませんよ!1記事に4~8時間かかるし!
カテゴリ:4つ。それぞれ記事が20・4・12・3。「旅と風と日々のブログ」というタイトルでわかるように旅ブログの筈なのですが、現時点ではWordPress超初心者が苦闘する状況を記事にしたものが20で一番多い。
画像:フリー素材か自分が撮ったもの。
動画:youtubeから貼ったものがたしか2つほど。
プライバシーポリシー:有。
お問合せフォーム:有。
XML-Sitemap:有。
ブログの内容紹介:有。
他のアフィリエイト広告:がんがん有。ただしトップページのヘッダー・フッターに貼ってあった広告は、申請時に外しました。ごちゃごちゃになりそうだったから。
外部リンク:がんがん有。
内部リンク:多少有。
Googleアナリティクス:有。
Googleコンソール:有。
安心要素と不安要素。
以上、挙げたもののうち、まあ基準をクリアしているだろうと安心できたものは、
独自ドメイン・開設からの期間・記事数・記事の文字数・ブログの内容紹介有・プライバシーポリシー有・お問合せフォーム有・XML-Sitemap有。
この部分ですね。最後の3つはアドセンス必須条件になっていなかったら多分触ってもいないと思います。ハードル高すぎる。必須条件だと読んだので、苦労して設置しました。アナリティクスとコンソールは、アドセンス用というわけではなくて、必要に応じて(というよりはブログ運営には必須!と言われていたから)登録したものです。
不安だったのは、PVの少なさ・更新頻度・アフィリエイト広告・外部リンクでした。
こんな誰も見てないようなブログに広告を載せる気になるんだろうか、Google先生は……とは思った。PVの少なさは、アナリティクスでGoogleが一番よく知ってるだろうしなあ。
更新頻度も、毎日更新するという人が多いなか、わたしはスローペース。毎日更新が必須条件だろうとまでは思っていませんでしたが、6日も間隔が開いてしまうのはマイナスかもしれないと心配でした。
アフィリエイト広告は普通に載せてました。そもそもブログを始めた時期に「わーい、アフィリエイト記事ってやってみたかったんだあ♪」とまで書いた記事があるんですから、何をかいわんやですね。
でももし本当に他のアフィリエイトがダメなら、アドセンスの規約で禁止するという方向にいくのではないかと思ったので。Googleが嫌いなのは中身が全てアフィリエイト広告で構成されているようなブログなのであって、適度なアフィリエイトまで禁止するとは思えなかったのでした。それって「俺の女だったら、他の男と一切喋るな!」的な横暴男でしょう?……違いますか。すみません。
ただ、不合格だったら一番最初に疑ったのはこの部分だったでしょう。そして今まで貼ったアフィリエイトを全部外して再度申請するという根性が出たかというと……自信がないです。アフィリエイトがないと成り立たない記事もいくつかあるわけだし。
そういう意味で、あまり記事数が増えてから申請するのも微妙かもしれません。不合格になった場合、記事数が少ないうちなら心当たりの記事への手直しもそれほど負担ではありませんが、正解がわからない(Googleでは個別の理由は教えてくれない)なかで試行錯誤するのはなかなか大変。
外部リンクがダメだとは思っていませんでした。インターネット世界のことはわたしの何百倍も知り尽くしているGoogle先生です。リンクを貼ればいいのに(←これは「張る」が本来らしい)、それを非推奨にすると、リライトやコピーが増えることになります。結果としてオリジナル性が低くなります。
これもアフィリエイト広告と同じように、外部リンクだけで構成されるような記事が嫌いなだけであって、適切な文脈で貼られるリンクは全く問題がないんじゃないかと。
他に自信がなかったことは、何より記事の質ですね。40記事も書いているのに、いまだに「これでいいのだろうか?」と思います。自分の資質的に、情報というよりは読み物としてのブログになるので、――まとめサイトがハバを利かす昨今、読み物にGoogleは価値を認めてくれるのかなあ。
というところからのアドセンス合格でした。
なぜ合格したか?
合格するかどうかはGoogle先生が決めることで、詳細についてはまったくのブラックボックス。そこがネット上での情報が錯綜している要因ですね。このブログが合格した理由として、超主観的に言えば、
真面目だったから。
これが一番大きかったのではないでしょうか。そう感じます。
自分でいうのもなんですが、このブログはトップページを一目見ただけで真面目なのがわかります。記事が面白いかどうか、役に立つかどうかは別として(涙)、真面目。取り柄と言ってはそれだけといっていい。
やはりGoogle先生も、取引相手(?)として真面目というのはある程度求める部分ではないかと。もしこれがGoogle側で人間が設定しているものであれば、という留保がつきますが。審査がシステムで行なわれていたりしたら、全然真面目さは関係ないですね。
ともあれ、ブログを開設してから唯一「認められた出来事」だったので嬉しかったです。これで後は……WordPressのわからないことに右往左往するのと、全然PV数が上がらない状況に一喜一憂するだけで済みます(涙)。アフィリエイト広告は、ぜひ紹介したいものがある時はぜひ貼りたいんですけど、そうじゃない時に貼らなきゃいけないことになると、なかなかの苦役ですからね。
この後、「では実際のアドセンスの時にどんな手順をたどったか」について具体的に書こうと思ったのですが、ここまでで思いのほかボリュームが出ているので、これは別の記事にします。良かったら、次の記事も併せてお読みください。