松江に戻ろうとしたんだけれども。
由志園のバス停に停まり、そのまま発車すれば多分最初の予定通り由志園には行かなかったのだが、
1、2分くらい、バスが停まってたんだよね。時間調整かなんかで。
窓の外を見る。由志園の入口が目に入る。人が2人ばかり入って行くのが見える。
――何か心にひらめくものがあって「やっぱ降ります」と言ってバスを降りました。
そしたらここが、とてもいいところだった。


なぜかトイレから始まるのだが。
これがピカピカですごい。トイレット・カルチャー・オブ・ジャパンだよ。
入口で団体さんとかち合ったので、うへえ~来たのが間違いだったか~と首をすくめたが、
団体さんは入口すぐのところにある食べ物屋さんで食事をする目的で来たようだった。
多分嵐のように来て、嵐のように去って行ったんだな。中であんまり会わなかったし。




これは写真を並べてしまいます。


牡丹の季節は過ぎてるけど、ここに来た人には意地でも牡丹を見せようという心意気らしく、
巨大な冷蔵室を作って牡丹をもたせてるの。
正直、さすがに少々貧相なことになっているけど、遠目にはなかなかきれいでしょう?
ちょっと雨模様。それがまた良かった。
ちなみに「雨模様」とは本来、今にも雨が降り出しそうな様子(=まだ降ってない)の意味だそうで、
「ちょっと降ってる」という意味で今まで使ってきたわたしは誤用してました。
まあ今は新しい意味として認められつつあるという段階だそうだ。





入口から出口まで一度通って、さらに入口に戻ってもう一度見た。
池泉回遊式庭園。しかし入口→出口→入口→出口の2往復だとけっこうな距離でね……
すっかり疲れました。なので、

高級そうな喫茶室を独り占めして、

これ、なんだと思う?なんと高麗人参ソフト。
ここは牡丹と高麗人参を売って経営しているらしい。
まったく漢方くさくはなく、美味しかった。450円。窓からこんな景色も見られるし。

後日登場する八雲コミュニティバスの運転手さんもここはお薦めでした。
入場料800円というそれなりの設定だけれども高いとは感じない。
しかも「縁結びパーフェクトチケット」の恩恵を受けて150円引きだしね。
由志園。1時間半いてちょうど。
訪問して良かったです。
1時間だと短いし、2時間だとちょっと時間を持て余すかも。
14:16、由志園発。