旅あれこれ

◎十三湖に行ってみたい!謎の中世の痕跡を探して。ルート検討会ですよー。

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十三湖。……全国的には大変マイナーな気がします。青森・秋田の方以外でこの場所の名前を知っている人はけっこうな地理強者なのではないでしょうか。

十三湖(じゅうさんこ)があるのは青森県の西部、津軽半島。

海沿いにあるまあまあ大きな湖。海とくっついてる、真水と海水が混ざった汽水湖です。汽水湖といえば……しじみですね!十三湖もしじみが特産で、現地に行くとしじみラーメンとかしじみ味噌汁とか美味しいものが食べられるそうです。

しかしわたしは、しじみを食べに行きたいわけではない。

 

十三湖は昔、港町として栄えた?

昔から十三湖が気になっていました。それはなぜかというと、わたしの空想の中では、その昔十三湊(とさみなと)と呼ばれた十三湖は、平泉時代に港町として大いに栄えたことになっているからです!

大きな港湾都市。さすがに大宰府の規模には及ばなかったかもしれないけど、遠く中国、宋の国からの大きな船とか、北海道のアイヌの交易船、当然大宰府や出雲、越前などからも船が頻繁に来てはまた旅立って行った。そんな場所だったと思います。華やかな国際都市の様相まであったかもしれません。

十三湊を支配したのは藤原秀栄(ふじわらひでひさ)。平泉黄金時代の主、藤原秀衡の弟です。連携も容易に取れたはず。ここで荷揚げされた宋の陶器やアイヌからの鷹羽根が平泉に送られ、都との交易に利用されたり家臣たちに下賜されたりした。……ということもあり得たのではないかと想像しています。

今は何もない地だけれども。現在の静かな湖の姿に過去の繁栄を重ねてみたい。まあ重ねられるほど十三湊のことを知らないということはある。行くとしたら事前にこの本あたりは読んでおきますか。


中世十三湊の世界―よみがえる北の港湾都市

これ読みやすくはなさそう。一般向けだろうけど、フォーラムの講演を文字にまとめた内容で、最初から文章として書かれたものではないから。顔ぶれはがちがちの学者たち。

 


中世都市十三湊と安藤氏―歴博フォーラム

そういう意味では最初から文章として書かれたこちらの方が読みやすいかも。しかし執筆者ががちがちの学者連ということは変わらず、論文なのでコムズカシイ内容ではありそう。わたしが推す平泉時代と関連付けてくれる人はこのなかにいるだろうか……。

というわけで、今回のルート検討会は誰も行かない(は、ちと言い過ぎか)十三湖をメインに考えます。

 

しかし付随する旅行先に迷う。

十三湖に行きたい!というのが主目的なのはいいとして、その他の部分に悩みます。わたしは青森県はうっすらとしか行ったことがなくて、十分に見尽くしているというわけではない。十三湖に行くのならその周辺も見ておきたいところなのだが……

でもすごーく見たいものがあるというと、それもまた微妙で。

青森県西部で興味があるものを思いつくままに挙げると、

三内丸山遺跡
弘前市内洋風建築群
津軽鉄道乗車
五能線鉄道乗車
十二湖周辺ハイキング
中里町の詩夢庵(小川三知のステンドグラス)

この辺はぜひ見たい・体験したいところで、

五所川原市立佞武多館
弘前市藤田記念庭園
弘前市内寺社群
浅虫水族館
青森ねぶたの家ワ・ラッセ

も、出来れば行きたいところで、

弘前城
弘前市津軽藩ねぷた村

は、一度行ったけど再度行ってもいいところ。
もう少し詳しく調べたら行きたいところはもっと増えるでしょう。増やさないように努力し以上で納めるとして、この辺全部回るとするとたかが青森西部だけで、……5日間くらいかかるんじゃないですか。ちょっと大ごとです。

まあルート検討会ですからね。そこらへん含めて検討してみましょう。

 

仙台からの移動。

旅程が判明していない以上どこに宿をとるかは流動的ですが、仙台から青森西部に移動する方法は通常2通り。

1.仙台→青森市へ新幹線、青森市→五所川原まで路線バス。
こちらは料金約13000円、所要時間短い時で2時間半。
新幹線が1時間半、路線バスが約1時間です。路線バスの部分をJRにするという手もあり。

2.仙台→弘前へ高速バス、弘前→五所川原まで路線バス。
料金が約7000円、所要時間5時間半。高速バス部分は4時間半で5700円。

五所川原まで行かず、とりあえず弘前までたどり着いておけばOKと考えれば、4時間半で5700円だけで済みます。その場合7:30仙台発でお昼に弘前着。昼間のバス4時間半は辛いけれども、そんなに混まないと踏んで、2席1人で乗っていければ平気かな。

新幹線か高速バスか。時間と金額のバランスが絶妙でどっちを取るか迷うー。……まあここはいつものように金額を取りますか。バスで行って12時頃弘前着で。

 

弘前を廻る。

12時に弘前に着いて、まずは弘前を廻りましょう。弘前で行きたいところは、

弘前市内洋風建築群
弘前市藤田記念庭園
弘前市内寺社群
弘前城
弘前市津軽藩ねぷた村

ここを一日半で回ることにしましょう。

弘前って洋風建築の宝庫なんですよね。しかもその洋風建築の質が高い!弘前市は弘前城ばっかり宣伝してないで、明治浪漫の町という面でもがんがん宣伝をすればいいのに。堀江佐吉という大工の棟梁が作ったそうで、この人は外国人に学んだわけでも、外国に留学したわけでもなく、まったくの独学で数々の建築を建てたそうです。すごい。

まっぷるトラベルガイド

弘前城 洋風建築を歩いて見て回ろう!30分コース

この辺りが代表的な建築群。それぞれが近いんですよね。30分コースと書いてあるくらい近いけど、内部見学もしたいし、建築群だけではなくてお寺やお城も見たいので、レンタサイクルを借りましょう。自転車で回るのにちょうどいい距離だと思います。

弘前サイクルネット

普通の自転車が1回500円。電動自転車が1回1000円。
5月から11月までしかやっていませんが、なかなかお値打ちな金額設定。
貸出場所は5ヶ所あり、相互乗り捨てOK。時間は9時から17時まで。貸出は16時までだそうです。

30分コースを――泊まるところによりますが、逆コースで回ろうかな。

カトリック弘前教会
日本基督教団弘前教会
青森銀行記念館
旧東奥義塾外国人教師館
旧弘前市立図書館
ミニチュア建築群
弘前市役所前川本館
旧第八師団長官舎
藤田記念館

たった30分の範囲でこんなに洋風建築が集まっている、その密度がすごい!

このコースの前に津軽藩ねぷた村、弘前城、
途中で旧弘前図書館の向かいの山車展示館、観光館、
コースの後にお寺が集まっている禅林街、最勝院五重塔、

ここらへんもくっつけたいんですよね。1日半で行けるかな?距離は大したことないんですけど、疲れそうですねー。

洋風建築は他の場所にも多数あります。……でもこれだけ見れば十分でしょう。あとはミニチュア建築群を見て満足する。お城をどのタイミングでどう見るかが迷うかなー。

 

弘前のグルメ。

弘前はりんごしか思いつかない……。藤田記念館の中にあるカフェではアップルパイが数種類売っていて、食べ比べが出来るそうですよ。でもまあ食べても2個が限度でしょう。

B級グルメはイカメンチかなー。肉ではなくイカを使ったメンチカツらしい。わたしにはちょっと腰が引ける見てくれだが、一度は試してみてもいい。

そして実は弘前はフランス料理の町でもあるそうなんですね。これは10年くらい前に人から聞いて、あまりに意外だったのでどうにも信じられなかったのですが……。なんで弘前がフランス料理?

まあそれをいうなら、弘前の洋風建築群もどうしてだ、と言いたい気もするのですが。まあ建築は役所や意識高い系の個人が取り入れようと思えば取り入れられるものだからいいとして、個人の食生活の嗜好が北のそれも内陸部でハイカラになるのは解せん。どういう経緯なのか気になる。

上記の洋風建築群のいくつかで、喫茶店やフレンチレストランが入っている、または近くにあるらしいんですよね。ランチなら2000円くらいまでで食べられそう。写真で見るとこせついたところのないゆったりしたフレンチっぽいので、そういうのなら気楽に楽しめる。

旧東奥義塾外国人教師館の中の「サロン・ド・カフェ・アンジュ」
藤田記念館内「大正浪漫喫茶室」
旧第八師団長官舎「スターバックスコーヒー」(これはフレンチじゃないけど、洋風建築の中のカフェとして)

この辺でお茶・ランチが出来るので余裕をもって休憩を取りつつ、観光も効率的に。ここでは行きたいお店と観光場所が離れていて苦労するということもなさそう。

ご当地グルメとしては、

けの汁
貝焼味噌
イガメンチ

などがあるようですが、これは「菊富士本店」というお店に行けば解決しそう。実をいうとわたしはあまりがっつり郷土料理!というご当地ものは少々苦手なのですが。菊富士本店のHPを見ると「りんごと帆立のかきあげ」「りんごと帆立のグラタン」というメニューもあり、ちょっと気になる。

弘前では昼食2回、夜ごはん無理して2回、朝食2回になりそうです。夕飯を2夜連続で菊富士へ行くかもしれない。

 

弘前で泊まる。

弘前は泊まるところには困らなさそう。手ごろな値段で場所も悪くないビジネスホテルがたくさんあるみたい。素泊まりならば4000円を切ります。朝食付きでも5、6000円。

こういうホテルが割安感のある都市は安心だ。
とはいえ、ビジネスホテルが多い町はビジネス客が多いわけで、ちょっと大きめの会議などがあると軒並みふさがるというシチュエーションも想定出来ます。あんまりのんびりしていると足元をすくわれる場合がある。

弘前を1日半観光して、2日目の夜に五所川原に移動しちゃおうと思います。弘前は風情のありそうなところだから1泊では物足りない気がするけど、旅程を考えると移動しておいた方がいい。

 

五所川原を基点に十三湖を廻る。

弘前から五所川原へ移動。JRで45分。運賃600円弱。わざわざ五所川原に移る理由は、その翌日にレンタカーを借りて十三湖まで行こうとしているからです。弘前と五所川原の距離は30キロで大したことはないけど、往復だと60キロになるし、2時間弱運転時間が増えるのは負担が大きい。わたしは運転が得意ではないので……

五所川原のビジネスホテル事情は少し心細いです。駅から徒歩で行けるホテルは2軒でしょうか。ここを逃すとどうしようということになるので、早めに抑えておかなければならないところです。朝食付き3500円が1軒、朝食付き7300円からが1軒。

レンタカーは9時~18時までで5500円。五所川原にはそれほどたくさんレンタカー屋さんがなさそうなので、これも早めの予約が必要。

十三湖の観光。

十三湖をじっくり観光するとなると難しいですねえ……。現時点でじっくり回るための知識がない。

参考図書2冊を読むのはいいとして、もしなんだったら

五所川原市市浦歴史民俗資料館

宛に事前に問い合わせしてみようかと思います。わたしも今までこういうことで問い合わせした経験はないのですが、学芸員の方がいるでしょうし、利益を追求する施設ではないので、問い合わせには丁寧に対応してくれる可能性が高い。

訊きたいのは、
十三湊遺跡以外で見応えがある遺跡があるか
平泉時代以前にさかのぼる、重要な神社はどこか
当時の繁華街はどこか
展望台はどこがおすすめか

とかそういうこと。

問い合わせの結果によって変わってきますが、現時点でのルートは時計回り。

レンタカー屋さんの開く8時に行って、遅くとも8時半には五所川原を出て、
最初に市浦歴史民俗資料館。9時開館。9時過ぎに到着予定。
ちょっと戻って、ドライブイン和歌山でシジミ汁を飲む!ブランチにする予定。
十三湊遺跡。
十三神明宮。

ここからは時計回り。
大沼公園の東日流館橋がきれいな橋のようなので見たい。
山王坊日吉神社
アラハバキ神社
安東氏の居城だった福島城
道の駅十三湖高原
しじみ亭奈良屋でしじみづくし定食を食べる!これ昼食と夕食兼用になりそう。

ちなみにしじみづくし定食は、
ミニしじみ釜めし・ミニしじみラーメン・ミニしじみチャウダー・ミニしじみバター炒め・しじみ汁・しじみエキス味噌・しじみの佃煮・豆腐のしじみ南蛮漬けのせ・お漬物・津軽りんごコンポート……というメニュー。これでもか!な感じですね。これを食べればしじみに未練は残らないでしょう。

さて十三湖は、早ければしじみ亭までで14時頃。遅くても15時頃までで終わらせて、
どうしても行きたいところがあります。

そこが、小川三知作のステンドグラスがある「宮越家離れ 詩夢庵」。

宮越家離れ 詩夢庵

ここはずっと前にテレビ番組で知って以来、ずっと行きたかったの!

サイトを見ていただくとわかりますが、ステンドグラスのみならず建築の作り自体が素晴らしい!いうたらなんだが、当時日本のすみっこで、こんな上質な建物を建てられるセンスが驚きだ。情報の入手手段として手紙くらいしかない時代ですよ。どんな努力でこの美意識を作り上げたのか。

お金はたっぷりあったでしょう。でもお金だけでは出来上がらない建物です。庭もいいしね。庭の手入れは現在今一つと感じましたが。

――だがこちらは年に1ヶ月くらいしか公開してはいないようなんですね。年によって違うようで、今年は6月初めから7月初めくらいだったっけかな?秋にも公開するかもという話もしてたかな?ここは公開時期に合わせて訪れたい。

でも何時まで公開しているのか、こういうイレギュラーな観光場所だと心もとないですよね。15時までと言われたら十三湖観光がかなり崩壊するし。
まあその場合は10時開始だったら11時に詩夢庵を終わらせてそこから十三湖観光を始めればいいんですよね。暗くなってから運転するのイヤだから早めに帰るけど。

十三湖の観光が思いのほか充実したら、そのまま帰って次に一日使って津軽鉄道にのって詩夢庵を訪れるって手もあるんだ。そうすると一泊延ばさなければいけないけど。津軽鉄道に乗れるというメリットがある。レンタカー移動と津軽鉄道の路線が完全に重なっているので、そうでもしないと津軽鉄道には乗れません。

詩夢庵は予約制でガイドツアー付となしに分かれるようです。そうなると朝一で予約した方が安定するかなあ。十三湖前に詩夢庵というルートとするべきかも。

十三湖の後、余裕があれば真っ赤な鳥居が連なる高山稲荷神社、亀ヶ岡土器の亀ヶ岡資料室などに立ち寄る。欲張りか。

五所川原の観光。

……五所川原市のみなさん、すみません。五所川原で観光したいところは1ヶ所しか見つかりませんでした。

そこが立佞武多の館。

ねぶたは見たことがない。
ねぷたは弘前津軽藩ねぷた村でしか見たことない。
立佞武多も見たことがない。

なので立佞武多の館に行きます。弘前の津軽藩ねぷた村でねぷたと金魚を見たことがあるんだけど、暗闇の中に光っているねぷたがすごくきれいなんだあ。そこででっかい太鼓を叩かせてもらったこともいい思い出。

そして立佞武多の館のカフェに行って「赤~いりんごソフトクリーム」を食べるんだ!……どっちがメインなのか不明。変わりソフトがあるとつい燃えてしまう。

五所川原のグルメ。

残念ながら物体として「ご当地グルメはこれ!」というのは見当たらなかったです。まあ十三湖のしじみを堪能したはずなので、それで満足。
でもお店で気になるところがありました。

「カフェ・ド・アミィ」
ここはパイが売りの洋食屋さん。お食事系のパイがいろいろ楽しめるお店って珍しいじゃないですか。そこはかとなくヨーロッパの香りを感じる。テイクアウトも出来るそうなので、その辺は適宜対応したい。問題は駅からけっこう離れていることです。2キロちょっとある。ホテルをそっち側に寄せるとしても歩いて行くのはちょっと遠いなあ……。五所川原市はレンタサイクルもあまり充実していない。

「赤~いりんご」
パークイン五所川原エルムシティというビジネスホテルの1Fにある洋食もそば・うどんもあるようなレストラン。単純に名前が気に入ったんですよね。それとドリアが美味しそうなんですよ~。ドリアって意外に、すっごく美味しい!というものに出会わないですからね。

だがしかし、この予定でいくと、五所川原は2泊しかしないんですよね。しかも夕飯は弘前で食べて来る予定だし。どっちも行くというのは難しそうです。

 

五能線は2022年8月現在、一部不通。

五能線は五所川原市と能代市を結ぶJR線で、おそらくはあまり乗客がいない赤字路線。しかし車窓からの景色が風光明媚な路線だと聞いております。

わたしが初めて時刻表を買ったのは多分高校生の時でして、その時になぜか「五能線」の文字が目についた。それ以来いつか乗ってみたい路線。……が、こないだの豪雨により現在一部不通となっております。復旧するのはだいぶ先になりそうです。

十三湖行きがそもそも実現するのかもわからないし、実現したとしてその頃までは復旧しているとは思うんですけどね。しかし今回のルート検討会では五能線を諦め、青森市の三内丸山遺跡を採ることにしました。

4日目に、五所川原から青森へ移動して、三内丸山遺跡とワ・ラッセに行って、時間があればその他にどこか気になるところがあったら行って、青森のっけ丼を食べて、あとは素直に新幹線で帰る。1時間半から2時間で13000円。あっという間です。

今回は3泊4日です。珍しく短期間だ。見落としがないじっくり拾ってくるのが好きなタイプなものですから、本当は5泊6日くらいでもいいのですが。今回はあっさり。ちなみに金木町に寄らないのは、太宰治があまり好きじゃないからです。

 

決定ルート。

というわけで、とりあえず決まった十三湖を目指す弘前・五所川原の旅程はこちら。

1日目:
高速バスで仙台から弘前へ。弘前にお昼ごろ到着。
お昼ごはんを食べてそのままレンタサイクルを借り、
洋風建築群と弘前城、ねぷた村と寺社建築など。
途中適宜食事と休憩をいれましょう。
夕方までレンタサイクルに乗って寺社仏閣をさ迷い歩く。

夜は「菊富士」で。
食べたいメニューはイガメンチ・けの汁・貝焼味噌・りんごと帆立のかき揚げ・りんごと帆立のグラタンの5つです。一度に全部は食べられないので2日に分けて食べたい。

2日目:
朝から前日の続きの観光。みんな近場なのでどこで終わってもどこから始まってもいいのが有難いですね。残りを観光するのに丸一日は使わないかもしれません。でも夜ご飯は弘前で食べる。

早めの夜ご飯のあと、JRで弘前から五所川原へ移動。五所川原泊まり。

3日目:
朝からレンタカーを借りて、まずは中里町の宮越家離れ詩夢庵へ。自分の希望時間に予約するためには、けっこう情報の網を張っておかなければならないんじゃないかな。毎年の公開日も一定じゃないようだし。まあこの予約に合わせて旅行自体を組めばいいのですが。

その後十三湖観光。歴史資料館を皮切りに神社と遺跡を廻る。天気がいい日だといいですね。しじみづくしのメニューを食べに、しじみ亭奈良屋へ。
この程度の距離だったら一日レンタカーで回っても疲労困憊でツライ、ということにはならなさそう。

4日目:
開館直後の9時から立佞武多の館へ。その後、五所川原から青森へ移動。バスと比較して時間も料金もJRの勝ちなのでJRで。1時間ちょっとで1000円。遅くともお昼前には着いて、お昼を青森駅近辺で食べた後、三内丸山遺跡へ。

ワ・ラッセでねぶたを見た後、時間的には余裕があったら棟方志功記念館、八甲田丸も見たいと思います。青森市ははるか昔にアスパムに行って海辺を散歩したくらいで全然足跡を刻んでないから。

 

遠いと思っていた。

遠いと思っていた青森県西部ですが、欲張らなければ3泊4日でも行けることが判明しました。意外に……近い、とまではいえませんが、思ったよりもコンパクトにまとまる目的地だった。飛行機でアクセス出来る東京・大阪・名古屋からだったら逆にもっと気軽に訪れられるエリアかも。

十三湖に比重があるわたしのルートはちょっと特殊ですが、一般的な観光地として桜の弘前城、夏のねぶた・ねぷた・立佞武多はガチですもんね。混んでるのが苦手なのでわたしはその時期には訪れられないでしょうが、りんごの花が咲くころに行きたいなあ。りんごの花咲く頃の岩木山が見たい。

しかしまあわたしの津軽行きは詩夢庵に全てかかっている。出来ればいずれ、通年公開をしてくれるとうれしいですが……

 

 

 

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