旅あれこれ

◎小笠原諸島に行ってみるとしたら。ルート検討会ですよー。<旅グルメ・宿泊施設編>

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旅先で地元の食べ物を楽しむ。――ということに目覚めたのはここ10年くらいでしょうか。全く興味がなかったわけではないけど、旅の楽しみとしてそこまで食に重きを置いていなかった。いかにも名物らしい名物に行き当ったら食べてみるけど、事前に細かく調べることまではせず。

なので、今まで行った数々の場所で「そこまで行って○○を食べてないなんてもったいない!」ということは多々やっています。――多分していると思う。何しろ調べていないので、その食いっぱぐれにすら気づいていない。これは気づかないままの方が(わたしが)幸せだと思うので、そっとしておきます。

が、ここ数年は食べ物に執着している。その最大のきっかけはこれでしょう。


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最初、「おっさんが単にご飯を食べているだけの番組」と聞いたので、そんなのを見て何が面白いのかと理解出来なかったが……。百聞は一見に如かず。一応ドラマなんですね。まんまとはまり、シーズン中盤は3周くらい見ました。さすがに飽きて、シーズン7、8は1回ずつしか見てませんが。

たまたまですが、この7月からシーズン9が始まるそうですね。ちょうどいいタイミングで気づいた。……が、この辺はテレ東が入らない地域なので、いつ始まるかわからないBSテレ東のチェックをかかさないようにするしか。よく見逃すので、出来れば同時くらいに放送して欲しい、テレ東よ……

閑話休題。本題は小笠原諸島のご当地グルメの話でした!

 

小笠原のご当地グルメ。

何しろ海ですからね!当然魚介類ですよね!

島寿司。

刺身を漬けにして、わさびの替わりに洋がらしを使うお寿司。刺身は白身が多いんですかね?味つけは一般的なお寿司よりも甘めだそうです。

わたしは漬けのお寿司は食べたことがないかもしれない。そもそも回らないお寿司を食べたのは何年前だろうかという感じです。回るお寿司にも漬けはあるかもしれませんが、あまり視野に入ってなかった。

……え?見逃してたけど洋がらし?和がらしじゃなくて?味が想像出来るような出来ないような……。島のお店、あちこちで食べられるそうです。

ウミガメ料理。

わたしは好き嫌いが激しいのですが、珍しい食材は食べてみたい方なので、ここでしか食べられなさそうなウミガメ料理はぜひ食べてみたい。見た目がグロテスクだったら無理ですが。

ウミガメ料理は、カメのお寿司・カメの刺身・カメの煮込み・カメの卵などなど……
カメの刺身は馬肉に似て、さっぱりしているそうです。でもあんまり癖がない味だと印象に残らないし、癖が強いと言われる煮込みにも挑戦してみるべきなのか。

熊本で馬肉を食べましたが、あまりにさっぱりしすぎて「馬肉を食べた!」という感慨に欠けた。それに対して沖縄で初めてゴーヤを食べた時には、あまりの苦さに口が曲がりそうになり、強烈な思い出になっている。かといって、すごく癖があると食べるのつらいし……。食材のちょうどいいインパクトは難しいですね。

サメバーガー。

これはね。多分、普通の白身魚のフィッシュバーガーの味だと思うんですよね。でも食べてみてそれを検証してみなければならない。多分食べると思います。しかしそんなに期待はしない。

四角豆。

人生で初めて聞いた野菜なんですけど、これがすっごい気になる!天ぷらが美味しいらしい。食べてみたい!想像している味があるんですけど、ほんとにそういう味なのかどうか。

この豆、別名はうりずん豆というそうです。そう聞くと一気に沖縄感が増しますね。「うりずん」は沖縄方言で、春分から梅雨入りまでの季節のこと。わたしは初夏のイメージだったのですが、初夏は間違いとのこと。うーん、この季節感は北国では味わえないものだろうなあ……。世界が潤っていく季節。

余談ですが、北国の季節感でわたしが一番特徴的だと思うのは、春です。
仙台では4月、場合によっては5月になっても肌寒い日はあるのですが、遡って3月の末頃、最初に「ああ、春が来たなあ」と感じる日があるのです。光が輝き始める時。

北国の人はね。春の光が本当にうれしいんですよね。雪国でもない仙台でさえそう思うのだから、日照時間の短い雪国の人はもっとうれしいはず。ゆっくりと咲いていく花々。梅、そして桜、それから藤。

母島トマト。

母島で採れるトマトがすごく美味しいらしいんですよねー。トマトも意識して食べてみたい。とにかくフルーツが全般的に美味しいらしい。特にパッションフルーツを食べてみたいです。人生で食べたことがないかもしれない。

その他、居酒屋などでは島野菜とか島魚とか、そういう名前のついたメニューが多々あるそうです。島へ行って、島がつくとプレミアム感がありますよね。きっとそういうの選んじゃうなあ。

島で行ってみたいお店、覚え書き。

一番行ってみたいのは丸丈さんですね。割烹というか、寿司屋+居酒屋っぽい。カメのメニューが豊富。唐揚げもあります。カメのホルモン、チャーシュー、雑炊。これは一度では制覇出来ないなあ。

チャーリーブラウンさんは洋食。メニューに島ものもあるらしい。
島寿司さんは名前の通り、お寿司屋さん。島寿司とカメ寿司のセットがあるそうで、どっちも味わえてお得。

サメバーガーを食べるのなら、ハートロックカフェさん。小笠原にはハート形の岩「ハートロック」という名所があるんですよね。

観光地らしく、人口に比べてたくさんのお店があって、全部開いていればお店に苦労はしない様子。価格も観光地価格だという噂。まあこれは材料運搬費などもかかりますから……。

各施設と同様におがさわら丸入港中と出港中で、営業時間に違いがあるところも多いようです。不定休というのは、船のスケジュールに合わせて決めるということかもしれません。

島寿司。これ、作ってみたくなりますねー。ハードルを下げて握りじゃなくて丼で。そう思って検索したところ、レシピもいくつか見つかりました。でも作っても、ナニコレと言われて終わりなんだろうな。

 

宿もちょこっと概観してみます。

今回小笠原諸島を見るに当たって、ちらちらと宿泊施設もチェックしていました。泊まるところがないと旅行そのものが成り立たない。

おそらく2016年に作ったんじゃないかと思われる小笠原村観光協会のサイト。

どの程度の頻度でアップデートされているかは不明ですが、小規模の宿が多いとはいえ、わたしのイメージより収容人数は多い。ここには、父島に60軒の宿泊施設が載っています。

小笠原諸島は規模の大きいリゾートホテルはないので、宿のタイプとしては、プチホテル・ペンション・民宿・ユースホステル。思ったよりはるかに数はあるようです。

年末年始・GW・お盆の時以外は、泊まれないということはなさそう。もちろん行き当たりばったりに行って泊まれなければ大変なので、予約はした方がいいと思います。逆にオフシーズンはもしかして休業している可能性もあるしね。

価格帯は、わたしは1人旅なのでそれを基準に考えますが、最安値で7000円くらいから、15000円くらい。リゾートとしては1人泊の加算金があるところもあるので、1万円から考えた方がいい感じ。この他、自炊、バンガロー、長期滞在のタイプもあり。素泊まり食事なしのタイプで6000円台もありました。

ビジネス一人客への言及もちらほらあったので、それなりに需要もあるんですね。ビジネスで父島に来るのは、たとえばどういう人なんだろう。思いつかない。知りたい。あ、東京都職員や博物館員なんかはあり得るかな?

母島観光協会によれば、母島の宿は12軒。

こちらも意外に多い。母島の観光は日帰りの人が多いイメージですが。がっつりダイビングをする人などは母島に泊まる人もいるのかな。

宿を決める時のポイントは、小笠原ではこんな感じでしょうか。

素泊まり or 朝食付き or 2食付き
バストイレ共同 or 部屋付
ダイブなどの共催
カード可不可

宿泊数によりますが、大事なのはこの4点かなと思います。宿はお食事に力を入れているところも多く、当たりはずれはあるのかもしれませんが、2食付きにしたい気もする。しかし全て2食付きの宿だと、島のお店でご当地グルメをいただくチャンスが減る。その辺が悩みどころ。

宿泊設備と各種ツアー主催をどちらも行なっているところだと、宿泊者割引がある場合があるみたいです。レンタルバイク、レンタサイクルも割引の宿あり。

カード可不可は、長期滞在だとけっこう大きなポイントでしょうか。島ではカード不可のお店も多いので、宿代をカードで払えると現金の持ち歩きが少なくて済むかも。

 

今回はご当地グルメと宿。

もし小笠原諸島に行くとしたらという想定のもと、4回に渡って、交通手段・観光地・ご当地グルメ・宿を見て来ました。これで完了かと思いきや。

次は実際のスケジュールを作成してみる!あくまでわたし好みのものですが。わたしは基本的にスケジューリングをきっちりたててから旅をする方で、それを体力や時間によって現地で変更します。スケジュールは詰め込みがち。旅先でのんびりするよりは歩き回ってしまうタイプ。

そんな人が小笠原に行くと暇を持て余してしまう可能性がある。それを検証するため実際にスケジューリングを試みてみようと思います!

 

 

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