いろいろ徒然

◎100枚買っても大丈夫!大葉(青じそ)の保存方法、超簡単で最適なのはこれ。

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大葉とわたしの出会いは、とあるスーパーでした。100枚198円で売っていた大葉に「安い!」と一目ぼれ。かねて憎からず思っていたこともあって、すぐに買って帰りました。

一時期は毎日2、3枚ずつ食べていて、一日も離れていられない存在だったのですが、今はいいお友達という関係に落ち着いています。それでも100枚398円くらいの大葉に出会うと迷わず買って帰ります。

 

大葉は野菜である。

 

大葉、シソ、というと薬味という認識の方が多いかもしれません。そうめんの薬味とか冷ややっこのトッピングとか、美味しいですよね。

が、薬味として使うだけではもったいない!大葉は野菜として料理に活かすとおいしいですよ。100枚で安売りをしている場合は迷わず買いです。

とはいえ、100枚というとなかなか1回で使える量ではありません。そこで、100枚大葉を買った時の簡単な保存方法をご紹介します。

 

保存法は超簡単。

冷凍や乾燥といった方法もあり、それはそれで使用目的によっては使いやすいと思うのですが、わたしは基本的に生の大葉をそのまま使いたいので常に冷蔵で保存をしています。

1.縦長で広口の瓶(プラスティックでも可)を用意します。100枚を1度に入れるとなると少々大きめになりますが、わたしは高さが約12センチ、直径が約9センチくらいのものを使っています。ピクルスかザワークラウトが入っていた瓶の転用。この大きさで大葉100枚だとかなりぎゅうぎゅうづめですが、ぎゅうぎゅう詰めちゃいましょう!要は入れば大丈夫。

2.大葉をよく洗って水を切ります。好き好きですが、10枚1組に結んでいる輪ゴムは取らないでそのままの方がその後も扱いやすいかと思います。

3.瓶に少しだけ水を入れます。底1センチ程度。その水に茎が浸かるように縦に大葉を並べます。冷蔵庫で生け花をするような感覚ですね。

これで3週間から1ヶ月くらい大丈夫。

注意点。

水は5日に1度くらい変えて下さい。なお、売っている時点で大葉自体の新鮮さに違いがありますので、茎の根元が少し黒ずんでいる場合はハサミか包丁でその部分だけ取り除いた方が水がよく揚がり、新鮮さが保たれます。

葉っぱの部分は水に浸らないようにしてください。水につけるのは茎の部分だけが良いです。それほど神経質にならなくてもいいですが。

なお、冷蔵庫での位置によって瓶が冷えすぎ、大葉が部分的に凍ってしまうことがあります。ガラスや蓋に直接触れていた先端部分などが黒っぽくなってシナッとします。一見腐ったように見えますが、腐ったのと凍ったのとは違います。そういうところはちぎってすてて、残りの部分は食べましょう。

また腐ることもあります。その場合の色は茶色。そういう場合は腐った1枚だけを取り除き(腐った部分だけ取り除いて残りの無事な部分は食べても可)、他の大葉を念のためもう一度洗ってから再度保存してください。そうなったらそろそろ食べ切った方がいいです。

 

大葉を使った簡単なレシピ。

amairoが大葉100枚を買ってくると作るのが以下の大葉大量消費料理です。

豚肉の大葉チーズ巻き。

材料は切れてるチーズと大葉と豚肉。

生姜焼き用の肉の大きさがぴったりですが、生姜焼きにする肉はスーパーによって厚みが若干違うので、薄めがおすすめです。厚めの肉は中に火が通るまでけっこう時間がかかります。生姜焼き用ではなく薄切り肉でも可。

肉をまな板の上に広げ、しっかり塩コショウします。

大葉をお好みで1枚~3枚肉の上に載せ、その上にチーズをのせてくるくる巻きます。コロンとしたのが出来上がります。意外にボリュームが出ます。1人前2個かな?

フライパンに油をいれ焼く。中まで火が通るのに思ったよりも時間がかかります。蓋をして焼きましょう。ひっくり返して、あれば白ワイン、なければ日本酒を適当に振りかけます。気持ち多めに。

肉が中まで焼けるのが先か、チーズが溶け出すのが先か……。チーズは溶けるチーズじゃなくても溶けてきますが、多少溶け出しても気にしない!

肉に火が通ったら完成!一人前ずつ出してフォークとナイフをつけると洋風料理感が出ます。盛り付け気にしなければ大皿にいっぱい盛って箸でかぶりつく。

これは味に外れがなく簡単。わたしは基本薄味なので、この塩コショウ&チーズ(と酒)の味付けでおいしいのですが、味が足りない方はお酒と一緒にしょうゆをひと回しするのもありかもしれません。

豚肉の大葉巻き。

材料は豚薄切り肉と大葉。

広げた肉にあっさり塩コショウして、大葉を好きなだけ(1~3枚)肉の上に載せてくるくる巻き込む。これは1人前4、5個くらい?薄切り肉のボリュームにもよりますね。

フライパンで焼きます。味つけは甘辛しょうゆ味というか、味つけの黄金比、砂糖・酒・しょうゆの1:1:1。そこにみりんを気分によって。みりんを入れる時は砂糖を少な目にします。少し煮詰めて、味がからむようにするといいです。時々煮詰めすぎて焦げつかせますが……。

うなぎの混ぜごはん。

材料はうなぎと大葉と白ごま。

大きいうなぎと小さいうなぎでだいぶ違いますが、だいだいうなぎ1尾で白飯3合くらいだと思います。混ぜご飯なので若干の具の多さ少なさはご愛敬。

これはバリエーションがあり、

うなぎを細かく刻んでごはんにまぜこむか
1センチくらいに切ってごはんにのっけるか

大葉は薬味として上にのせるか
ごはんにまぜこむか

どれを選ぶかによって具材の多少が変わってきます。大葉をたっぷり食べたい場合はごはんにまぜこみましょう。

細かくきざんでごはんに混ぜ込んだ上でうなぎと大葉を上にのっけるとちょっとしたおもてなし料理になりそうですね。

お好みの切り方でうなぎを切ったあと、味つけの黄金比、砂糖・酒・しょうゆの1:1:1でうなぎをあっさり煮てふっくらさせます。ご飯2合だとおおさじ1.5ずつくらいでしょうか。タレ少なめよりは多めの方が美味しい。

うなぎを上にのっける場合は一度別な皿に取るか、めんどくさい場合はうまいことフライパンからたれだけを焚きあがったお米に投入します。これは失敗すると残念なことになりそう。わたしはめんどうなので常にまぜこむ派です。

まぜこむ場合は炊飯器にうなぎごとたれを投入。まぜます。まぜこむ場合は大葉もこの時に。きれいな緑色ではなく、しなしなした深緑色にはなってしまいますが、それはそれ。たっぷり入れてください。トッピング用に少し別にとっておいてもいいですね。

皿に盛って、白ごまをふったら出来上がり。

トマトと大葉のレモンオリーブサラダ。

わたしは普段あまりオリーブオイルを使わないのですが、レモンオリーブオイルを頂いたので作ってみました。

トマトを一口大に切り、大葉を細切りにし、レモンオリーブ、黒コショウ少々、塩少々で合える。以上。すごく簡単。さっぱりしていておいしかったです。

こういうものを作っていると100枚の大葉もあっという間です……。パスタの具にもなるし、チャーハンの具にもなるし。あ、そうそう、大葉の天ぷらも美味しいですよねー。テンプラコを大葉の片方だけにつけるのがコツ。大葉を細切りにしてかき揚げにまぜてもいいですね。

 

ところで、大葉の細切りの方法について。

大葉の細切りの方法は判で押したように「丸めて刻む」と言われているのですが、10枚、20枚の大葉を刻むことが多いamairoは最近それに疑問です。

何がかというと、丸めて刻むとそれをほぐすのが地味に手間。

なので最近は大葉を半分折りにしています。そこそこ切りやすいし、そこからさらに小さく刻むのも簡単だし。ほぐす手間もない。こっちをおすすめします。

 

大葉は友だち。

大葉が好きです。先方がどう思っていらっしゃるかは不明ですが。
そしたら、世の中にはわたしよりももっと大葉好きな人がいることを発見しました。

大葉好き

こちらのサイトは大葉農家さんだそうです。そりゃそうだ。親近感を持ちます。レシピもいろいろ載っていますね。前にテレビで大葉農家さんが作っていた大葉のお茶が気になっているのですが……

今見たところ、生の大葉2、3枚にお湯を注げば大葉茶の出来上がりらしい。簡単なんだね!今度100枚大葉を買ったら試してみたいと思います。

 

追伸。ごく当然の食べ方だと思って特に言及しなかったのですが、お刺身に大葉をくるっと巻いて普通にわさび醤油つけて食べるのも美味しいよ!まさか食べたことないなんて言わないよね?お刺身の大葉は単にいろどりじゃないよ!

 

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