旅あれこれ

チェスキー・クルムロフ。チェコの宝石のような町。

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チェスキー・クルムロフって聞いたことがありますか?
チェコ南部にある小さな町の名前です。長くてなかなか覚えにくい町の名前ですが、
現在14あるチェコの世界遺産の中で、首都のプラハと並んで最も初期に
登録された3つのうちの1つ。

町の中が全て可愛い建物で、おとぎの国のセットかな?と思います。
小さい町なので散歩が楽しい!町の中を流れる川と高低差のある地形、
緑の多さでどこへカメラを向けても絵になるところです。

 

チェスキー・クルムロフはどこにあるの?

ドイツとポーランドとオーストリアとスロバキアに囲まれた国、
チェコの南のはしっこ。

クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」という意味だそう。

チェスキーは、チェコ語で「ボヘミア地方の」という意味。
これに対して「モラヴィア地方」にもモラヴスキー・クルムロフ
という場所もあるのでうっかり間違えないようにしてください。

プラハからは長距離バスで3時間ほど。
ぎりぎり日帰りも出来そうですが、1泊はした方がいいんじゃないかなー。
わたしは2泊しました。

 

チェスキー・クルムロフの見どころ。

何はさておき、まずお城。

小さい町のわりにお城がかなり立派。
お城自体も広いのですが、何よりお城の塔が印象的。

長い間に建て増しされていろいろな建物が混在しているので、
お城の全体像としてはあまり統一感がなく、何かにつけてひたすらカワイクした感じ。

壁の装飾が派手なんですよね。

近くで見ると壁面に描いた絵だというのがわかります。
本当ならばこういうのは石造りで柱だのレリーフだのを実際に作るはずですが、
だまし絵の技法で壁の全面に描いています。
窓もわざわざ偽窓を描いてますね。面白いですね。

流行した技法ということもあったかもしれませんが、お金がなかったんじゃないかな。
絵で描くとだいぶ安上がりに、でも華やかに装飾できますもんね。

お城の内部は広く、わたしはガイドツアーを利用しました。
見学はガイドツアーのみかもしれない。

これは日本語のガイドツアーはないので英語だったのだけど、
この英語のガイドがわたしと同じくらい下手くそで……
他の参加者(おそらく英語ネイティブ)が文句を言っていた。
こういうこともあります。

入場料を調べてみたがちょっとわかりにくい……
英語版で料金について書いてあるページはここかと思いますが、
「チェスキー・クルムロフカード」(300コルナ≒1500円)で何が見られるかが
はっきりわからない。
はっきり書いてあるべきところにリンクしているんだけど、そこがチェコ語……

このカードでは「5つの魅力的なアトラクションに入場できます」と書いてあるので、
お城とチェスキー・クルムロフ地方博物館と、エゴン・シーレ芸術センターと
何だかと何だかという(←チェコ語の雰囲気的に)5つだと思います。
が、お城もいくつかの部分に分かれているので、それを包括的に見られるのかどうか。

この辺りは現地で確認してください。
あとツアーの時間もですね。ツアーはおそらく2種類あり、どちらも1時間程度。
このお城は時期によって月曜日が定休なので注意。

見られる場所やガイドツアーも、時期によって時間や定休日が細かく変わるようなので
スケジュールを立てる前に上記ページのご確認をおすすめします。

ガイドツアーのなので人数によっては締め切るということがあるかもしれません。
着いたらまずお城の見学状況がどうなっているか確認した方が安全かも。

 

時間があれば、庭園もいいです。

一応お城の一部ですが独立して行くことも可能。
ザーメツカー・パークということで城跡公園という感じでしょうか。

しかし地図で見てる分にはまったくわからないけれども、相当な高所にあります。
高いところに作られたお城と同じレベルの高さなので、
町の中心部まで降りてきてそこから歩いて行こうとすると死にます。
お城をつっきってクローク橋を通って行くのが正解。
途中の道は町を一望できる写真スポットです。

絵になる風景を求めて散策。

わたしが行った時は、お城以外の観光施設にはほぼ入らず、ひたすら町の中を
歩き回っていました。

何しろどこにカメラを向けても絵になりますから。
絵にならない建物は何一つないと言ってもいいくらい。
しかも高低差があるので、いろいろなアングルから写真が撮れます。

車がほとんどいないんですよね。
町の中心部のツーリスト・インフォメーションまでタクシーで迎えに来てもらえたから
100%通行禁止ではないと思いますが、多分規制がかかっていると思います。
そのせいで車が写真に写りこまない。……人は写りこむが。
路地や店先も落ち着いて撮れる。

写真を撮りたい人にはいい町ですよ。

 

馬にも乗れた。

今となってはチェスキー・クルムロフの一番の思い出。それは馬に乗ったことです。

なんとなくツーリスト・インフォメーションに行ったら、地味に
「乗馬できます」とポップがある。「え!馬?」と食いついて色々訊いたら
2、3キロ?4、5キロ?離れたところに農場があって、乗馬が出来るんだそうだ。

えー、でもそんな離れたところに歩いて行けないしー。
と思ったら、ツーリスト・インフォメーションのスタッフの人が、
「タクシー呼びましょうか?」と提案してくれる。

予約の電話もかけてくれる。とんとんと話が進み、その日の午後に予約を入れて。
その時間に合わせてタクシーも呼んでくれる。
わたしの時はたしかその時点でツーリストインフォメーションで予約金を払いました。
これが30コルナ(≒150円)。

何しろこの乗馬、当時で300コルナ≒1500円でしたから。
ないですよ、1時間(実質45分くらい)の外騎乗でこの値段!
日本の観光牧場でそもそも外騎乗が出来るところも少ないし、
あったとしても8000円、1万円とかですよ!

タクシーで10分くらいで(600円くらい)牧場に行き。
着いたらロッカーにバッグなどを預け。
乗馬ヘルメットを渡され、この馬に乗るわよと言われ、手綱を渡され、出発。
ええっ、もう?
でもわたしは2、3度引き馬や体験入学で馬に乗ったことがあったので
ほんとに初めての人にはちゃんと基本的なことを教えてくれると思います。

牧場の人が馬に乗って先導し、そのあとにわたしが着いていくのですが、
もう全て馬任せでした。わたしがその時乗った馬は特におっとりした気質で、
大人しく前の馬についていくし、ちょっとわたしの馬が遅れると
前の馬は乗っている人が何もしなくてもちょっと止まって待っててくれるし、
ものすごく頭がいい!馬、プロ!

森の中や草原をぽくぽく歩きます。
大草原の小さな家!丘陵の牧草地を眺めながらつくづく幸せでした。

丘のてっぺんの小さな教会で折り返し。眼下にクルムロフの町が広がる。
絶景なのですが、この教会をひと廻りする道がけっこう狭くてですね……
絶景に心惹かれる部分半分、「落ちないか?」とハラハラする部分半分。

後で町の反対側からとった写真がこれ。

丘の上の小さい教会が多分わたしが折り返した教会です。

クルムロフの観光公式サイトの乗馬に関するページを見てみました。

ここには3ヶ所載っていて、わたしが行ったのは、
全く覚えていないけれども、ここかもしれません。
今はちょっと高くなって500コルナ(≒2500円)でレッスンか外騎乗かが選べるようです。
ここは英語ページがあるが、他はチェコ語ページしかないようです。

もしチェスキー・クルムロフで乗馬をしたい方が情報収集をするとしたら、
直接各牧場に問合せするより観光協会にメールで訊く方がハードルが低いかも。
英語も通じるし。

クルムロフの観光協会お問合せページ。

すごく楽しかったですよ。乗馬をしたい人には強力におすすめします!

 

食べ物が美味しい。

チェコは全般的に料理が美味しかったです。
わたしの中で南フランスと並んで食の双璧。
普通のものが普通に美味しい、しかも物価お安めといううれしい国です。

地元の居酒屋。ナ・ロウジ。こちら英語メニュー。

ざっかけない感じで気に入りました。
オヤジさんが控えめに話しかけてくれるのもうれしかったです。また行きたい。
ここは宿泊施設も兼ねているようですね。次は泊まってみたいです。

その他の見どころ。

聖ヴィート教会。白い美しい教会です。

エゴン・シーレ芸術センター、地方博物館などもあるようです。
わたしは訪れませんでしたが期待しないところに出会いがあるかもしれません。

わたしは地元のビール醸造所・エッゲンベルグの工場見学をするつもりでしたが
行った当時は工場見学は1日に1回しか行なっておらず、昼前に行ったところ
その日の見学は終わっていると言われました。
……仕方がないのでそこの併設の居酒屋(?)でお昼を食べてきました。
見学したい方は事前にスケジュールを訊いた方がよさそうです。

 

チェスキー・クルムロフの注意点。

〇9月に行った時は寒かったです。服装は半袖Tシャツに薄いシャツを羽織って、
夕方陽が落ちたら薄めのフリースを着るくらいでちょうど良かった気が。
多分若干山間なので、日光が差す時間が短めなんだと思います。
想定よりもあったかい恰好を用意した方が良い。

〇チェスキー・クルムロフは歴史的な佇まいが魅力の町です。
だがその歴史的なところは石畳にも当然及んでおり、
……何がいいたいかというと、スーツケースを引っ張って歩くのは苦労です。
スーツケースは軽めにしましょう。

〇意外に激しい高低差。歩きやすい靴がおすすめです。
旅はいつでも歩きやすい靴がおすすめですが。

 

幸せになれる町、チェスキー・クルムロフ。

ちっちゃくてかわいいチェスキー・クルムロフは歩いていて幸せな町です。
行き会う人観光客がみんな笑顔だった気がする。
建物がすべてかわいいんですよー。しかもいろいろバリエーションのある
可愛さなので見ていて飽きません。

ここで数日のんびりすることが出来たら幸せです。

ちなみに今ちょっとBooking.comで調べてみたんですが、
相変わらずチェコの物価は安く、宿代が超お値打ち……。
この安さのせいか、宿泊施設(ペンションが多い。大規模なホテルは多分ない)の
口コミが軒並み高評価。
こんなに高評価ばかりの地域はほとんどないんじゃないでしょうか。

行く予定はないけれど、宿の写真とか見ててわくわくする~~。眺めるだけでも楽しい。



もしチェコに行く際にはチェスキー・クルムロフもぜひどうぞ!

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