旅あれこれ

◎心に残る世界の風景。ステンドグラス編その2。

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その1ではわたしの大好きなステンドグラスとして、パリのサント・シャペルとノートルダム大聖堂、プラハの聖ヴィート大聖堂をあげました。その続きです。

 

チェコ・ブルノの聖ペテロと聖パウロ大聖堂のステンドグラス。

心に残る4つめは、チェコはブルノにある聖ペテロと聖パウロ大聖堂。大聖堂の名前に2人分がついているのはだいぶ珍しい。外観はこんな感じのところです。

 

そして内部は撮影が禁止なのでした。そのため、わたしも画像を持っていないし、ネット上でもステンドグラスの画像はありません。残念。

ここは自分が行ったタイミングが良かったんですよね。わたしは朝早く、8時過ぎくらいに行ったんです。観光時間は8:15からなんですが、少し早めに入れてもらいました。

そうするとね。わたしが行ったその季節(9月上旬)のその時間だと、入口を入ったところで、正面のステンドグラスにちょうど太陽の光が差すの。目に飛び込む、白く輝く光。あまりに美しくて涙が出ました。美は信仰心を呼び覚ましますね。もしわたしがキリスト教徒になることがあったとしたら、それはこのタイミングだったに違いない。

ちなみにチェコの通貨はコルナです。そしてこの大聖堂は、10コルナ硬貨の絵柄に使われています。日本の10円玉に平等院鳳凰堂が使われているように。
この事実をわたしはまさにこの大聖堂で、案内人の方に教えてもらいました。見てみると、あっ、ほんとにこの大聖堂の形だ!その時に渡された10コルナ硬貨はそれからずっと財布に入れています。

 

台湾・高雄の美麗島駅のステンドグラス。

5つめは高雄の地下鉄駅のステンドグラスです。駅そのものの名前もゴージャスに美麗島駅。

イタリア人のナルシサス・クアグリアータの制作だそうです。こちらのサイトの写真が詳しいです。

地下鉄の駅なのでもちろん無料で見られます。この駅では後にピアノアンサンブルのミニコンサートに行き会ったりして楽しかったです。その時は「となりのトトロ」などを演奏していました。

 

明治村の聖ザビエル天主堂のステンドグラス。

行ったのがはるか昔なのですが、明治村の聖ザビエル天主堂も良かったですね。

ここはステンドグラスを透過した光が壁や床に落ちる風情が素敵。あまり複雑なデザインじゃないので、大きめの赤や青の光が床を染めます。1890年に出来たそうで、これはわたしが思っていたより最近。もっと昔の建物だと思っていました。ステンドグラスのデザインは素朴で、しかし稚拙ではなく、何とも言えない温かみがあります。

日本のステンドグラスとしては押さえておきたいところ。
明治村はまた行きたいです。大変広い敷地なので、季節のいい時に時間をたっぷり取って。

 

見たいステンドグラスが増えました。

そしてこの記事を書くためネット上でいろいろ検索したところ、見てみたいステンドグラスがあっという間に増えました。順番に見て行けたらいいなー。

鳩山会館。

ここは洋風建築好きとしても、いつかは行かずばなるまいと思うところです。テレビで何度も見ているのですが、今まで行ったことがない。

ここのステンドグラスは小川三知。日本では指折りのステンドグラス工芸家だそうです。ステンドグラスというと、やはりヨーロッパで教会建築に使われていることが多いので、大きな規模のものを想像しがちです。でもここは大邸宅といえども住宅なのでこじんまり。そのせいか、作品に可愛げがある気がします。元々は日本画を学び、のちにアメリカでティファニー方式のステンドグラスを学んだ人らしく、日本画の余白を上手く使った画面構成をする。

大きさ、テーマ、色使いなど、住宅に対して目立ち過ぎず埋没しすぎず、気持ちのいいアクセント。嫌味がない。室内装飾のあらまほしき姿。
わたしは応接間とサンルームの間の欄間にあるステンドグラスがとりわけ好きです。

小川三知の作品は、他にも青森県中泊町に「宮越邸」というところがあって、ここでは三知の作品がこれでもか!というほど使われているらしい。
ここも見たいんですよねー。一般公開はまだのようですが、2020年を目標に準備を進めているそうです。中泊町。津軽かー。遠いな。でも見たい。

 


小川三知の世界 日本のステンドグラス [ 小川三知 ]

 

シャルトル大聖堂。

シャルトル大聖堂はフランスです。パリの南西60キロくらいでしょうか。ここのバラ窓もいいらしいんです。パリからだったら行きやすそうですね。

 

 

 

この写真は素晴らしいですね。

バラ窓。

 

 

建築物としてもゴシック様式の傑作だそうです。左と右の尖塔のデザインの違いが面白い。これは尖塔が出来た時代の違い。……のはずです。

ステンドグラスからは離れるけれども、ルーアン大聖堂にも行きたいですね。

 

 

モネが「ルーアン大聖堂」という連作を描いている。このレース編みのような正面はすごいね!
こちらはパリから70キロくらいだろうか。電車で1時間ちょっとらしいです。

 

マティスのロザリオ礼拝堂。

「色彩の魔術師」と呼ばれる画家アンリ・マティス。晩年にはフランスのヴァンスという町にある小さな礼拝堂をデザインしています。

黄色と紫の2色で構成された小さなステンドグラスが美しい。これもテレビで見て、行ってみたいと思っているんですよね。建物としては小さいようだが。ヴァンスはニースから20キロほど離れたところとのことです。

 

東京ジャーミイ トルコ文化センター。

ネットで見て、ここは行きたい!と思った。わたしはイスラム圏に行ったことがないのですが、イスラム美術にはすごく興味があります。イスラム美術にはあまりステンドグラスというイメージはありませんでしたが、複雑な文様ですね。近くで細部を見てみたいなあ。

建築的にもすごく見ごたえがありそうです。写真が撮れるのもありがたい。

 

箱根彫刻の森美術館。

実は箱根って行ったことがないんですよね。かねがね行かねばならぬと思っているところではありますが。美術館がたくさん集まっているそうですねー。岡田美術館も気になる。

箱根彫刻の森美術館にあるステンドグラスの塔は「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」というタイトルだそうです。螺旋階段で相当高くまで登るようです。上まで全面ステンドグラスのようなので、視界いっぱいに色彩が広がるのではないでしょうか。天気のいい日に行きたいですね。混んでるんだろうな……。

 

那須ステンドグラス美術館。

うっ。イギリスのマナーハウスをモチーフに作られた美術館だって。イギリス好きのわたしははっと胸が突かれる。これは行かねば。

写真を見る限りにおいては、マナーハウスというよりも教会ですね。礼拝堂が2ヶ所あって、その他に別棟で教会が1つということは相当広い美術館ですね。ステンドグラスの規模も大きそうです。ここの収蔵品は1900年前後の新しいものらしい。ウィリアム・モリスのものもあるらしいですね。

 

世界中のステンドグラスを見に行きたくなった!

以上、心に残る&今後見てみたいステンドグラスでした。
調べれば調べるほど行ってみたいところが増えます。知ることすなわち愛すること。

ちょうど図書館に行ったので、ステンドグラス関係の本を借りて来ました。この本がすごく良かったです。

 


世界のステンドグラス [ ピーピーエス通信社 ]

 

15センチ角のだいたい正方形の本です。最初から最後まで文章はなく、全部写真。この写真が美しい。小さめの判型なので持ちやすく眺めやすいです。可愛い本。これはプレゼントなどによろしいかも。
この本には、最初がサント・シャペル、次が聖ヴィート教会のミュシャじゃない方のステンドグラスが載っていました。奇遇。――というより、やっぱり間違いなく美しいもの。

 

とりあえず待ってろ!鳩山会館!

 

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