amairoの旅日記 西四国・南九州の巻/2019

43.関空乗り継ぎの間は和歌山へ行こら。

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実はね。鹿児島空港ー関空間のピーチ航空が朝の8:45と夜20:40だということを知った時点で、乗り継ぎの時間を利用して、和歌山へ行こうと思っていたの。数年前、熊野古道に行った時に和歌山市をスルーしたのが気にかかっていて。

鹿児島空港8:45発、関空9:55着、
関空17:55発、仙台空港19:15着、
この便なら間の8時間を使って和歌山観光に行くことも出来るではないですか。
最後のおまけ。お得な気分。

ちなみにタイトルは無理に(笑)使ってみた和歌山弁。そもそも人とお話をする機会がなかったので、今回和歌山弁は全く聞けなかったです。

 

鹿児島離陸。

天文館から鹿児島空港へのバスは約1時間かかります。バス料金は1250円。わりと遠いんですね。飛行機はだいぶ朝早い8:45離陸だから、バスは天文館から、6:30、6:45、7:00のどれかに乗らなければいけません。
寝坊しちゃ大変だから、スマホと部屋の目覚まし時計と2つを5:50にかけたところ、5:42に目が覚めました。丁度良かった。

本日最初のミッションは「スーツケースを宅急便で自宅に送る」です。つい4、5年前に気づいた技なのですが、LCCに乗って手荷物代をプラスして払うくらいなら、むしろ宅急便で自宅からホテルへ送り、帰りはホテルから自宅へ送った方が格段に楽。特に今回のように乗り換えが発生する時、あるいは着いた日や帰る日にたっぷり観光の時間が取れる時など大変便利です。

デメリットといえば、自宅への到着が2日後くらいになることで、旅行のお土産を会社に持って行くとしたらおそらく3日後になりますね。急ぐお土産があるのならそれだけを手荷物にしていくのも手。ちなみに宅急便の内容記載にお酒と書くと箱詰め必須になるそうです。

ホテルを6:20に出て、6:30発の空港行きバスへ乗ります。
今日は時間的にホテルの朝食バイキングはなし。

7:25に鹿児島空港に到着。1時間かかりますが、眠っているとあっという間でした。むしろもっと寝ていたい。

 

鹿児島空港は予想より大きな空港でした。
ここで朝ごはんを食べます。例によってあちこちの食べ物屋さんを覗いたけど、最終的にはドトールのモーニングセットにアップルパイをつけて。少し食べ過ぎ。

では、鹿児島よ。桜島よ。さようなら。

 

 

飛行機は遅れた乗客がいたらしく少々離陸が遅くなりました。9:00頃発だろうか。
珍しく窓側の席を取ったので、けっこう窓から写真は撮ったんですよ。でも飛行機から見下ろす景色って、どこなのか今一つわかりません。わかるとしたら富士山くらいだろうか。昔、沖縄に行った時、上から見て屋久島はわかった気がするな。

鹿児島から関空の飛行時間は50分の予定でしたが、関空の混雑により上空待機の時間が少々あったようです。いつも思うのですが、そういう上空待機に備えた予備燃料はどのくらいあるんだろう。量もそうだし、1分違うだけでも燃料費も相当違ってくるだろうし、このあたり気になる。

気になったので調べてみた所、大雑把に言って、巡航時の使用燃料は1秒1リットル(もちろん機材や気象条件などによって大きく変わる)だそうです。そうなると60秒=1分=60リットル、1リットルの単価をガソリンを流用して150円とすると、1分あたりの使用料が約9000円。10分上空待機が続くと90000円。

1分あたりで考えると意外に安いという印象でしたが、10分15分と考えると大きいですね。特にLCCは何しろ客単価が安いですから。90000円を稼ぐためには単純に考えても20人以上の乗客が必要なんじゃないかな。

しかし飛行機の燃料はガソリンか?これも疑問に思ったので調べてみると、原油の中ではガソリンというよりもむしろ灯油に近い「ケロシン」という部分が航空燃料用に使われているそうです。灯油小売単価は大雑把に1リットル100円くらい、小売単価より値段が安い気がするから、60リットル5~6000円くらいか。10分で60000円。もっと安いかもしれない。

上空待機はそれほど珍しいことではないですが、かつかつのLCCにとっては大きいでしょうね。

10:00過ぎに関空に着陸。

 

紀三井寺へ。

実は関空から和歌山市は一般的なイメージよりだいぶ近いです。バスは第2ターミナルビルのすぐ前から出る上に、そこから50分で着くんだもの。11:35、和歌山駅着。

また例によって泥縄式に、昨日和歌山での観光ルートを決めたのですが、今回は無理せず紀三井寺と和歌山城と和歌山ラーメンだけにしました。何しろ長い旅行の末で、かなりばてている。そして今日も暑い。

和歌浦も気にかかったんだけどねー。今回はちょっと無理かなと。今見たら和歌山マリーナシティもちょっと面白そうだったかな。駅からはバスで30分くらいだそうなので、次の機会があれば和歌浦方面に行きたいと思います。高野山にも行きたいけど、乗り継ぎの間に観光するのはちょっと無理か……。レンタカーで――いやいや、今回でレンタカーは懲りた。山道と街中は大事をとってやめとこう。

まずは紀三井寺へ向かいます。
JR和歌山駅から最寄りの紀三井寺駅まで電車で5分。駅からお寺まではちょっと歩きます。

 

 

実はこの写真は帰り道に撮ったもの。こちらが正面の参道ですが、駅からGoogleマップの言う通りに行くと、裏参道からのアプローチになります。

 

 

なのでこの階段は降りただけで登ってません。でも裏参道も相当登るからね。どっちにしても登るんです。うーん、裏参道の方が一直線な階段ではない分、多少は楽だったかもしれません。

 

 

和歌浦方面。であると思われる。この日は海がきれいだったでしょうねえ。でもすごく暑いんだよー。

紀三井寺には金色ギラギラの仏像がありました。大千手十一面観音・11メートルらしい。最近作ったものですね。松本明慶作だそうです。係の方が「ここから登っていくと上の回廊から仏様の正面のお顔が見られますよ」と教えてくれたのですが、ここまで登るのも階段、ここから更に階段……という根性がありません。係の方も「みなさんそうおっしゃいます」と笑っていました。

紀三井寺は30分くらいいて終了。電車の時間が気になっていました。
13:01の電車に乗って和歌山駅まで戻ります。

 

和歌山ラーメン。

熊本でラーメンを食べ(太平燕も食べ)、鹿児島ラーメンを食べ、そして和歌山ラーメンを食べる。ラーメンは好きだが数日で3回というのは少々多いですね。しかし和歌山だったらまず思い浮かぶのが和歌山ラーメン。

 

 

行ったのは丸美商店。駅の地下街にあるお店でした。味は鹿児島ラーメンとわりと似ている気がしましたがどうでしょう。見た目よりこってりはしてなくて、優しめの味わいです。昔ながらの味。そんなにたっぷりじゃないところもありがたい。

ラーメンを食べ終わって13:40です。
これから和歌山市最後の目的地、和歌山城へ向かいます。

 

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