旅あれこれ

◎国東半島にはどんな観光地があるの?国東半島の観光ルートの検討会。

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先日の国東半島では熊野磨崖仏・真木大堂・富貴寺・両子寺・真玉海岸を回りました。まさに山あり谷ありで(特に熊野磨崖仏……)、この5ヶ所はみんな行って良かった場所。

しかしその場その場で次に行くところを決めたので、他に行っておくべき場所がなかったかちょっと気になります。チョイスは正しかったのか?ややマイナーなところも含めて、国東半島の観光について検討します。

 

行っても良かったかも候補リスト。

サクッと検索して、わたしは以下が気になりました。順不同。

安国寺
瑠璃光寺
文殊仙寺
涛音寮(とういんりょう)
岩戸寺
国見ふるさと展示館
粟嶋社
たこめし「道の駅 くにみ」
チームラボギャラリー真玉海岸
杵築市
関サバ、関アジ
天念寺
大門坊磨崖仏
太刀魚料理「銀たちの郷」
りゅうきゅう
大不動岩屋、旧千燈寺、五辻不動
姫島

まあだいたい寺ですね。国東半島はやはり寺ですもんね。個々の場所を調べてみます。

安国寺

国東市。国東半島を時計の文字盤に見立てると3時の方向にあります。

きちょくれ よっちょくれ 国東半島さんのサイト。

山門の形が面白い。石造りの、どっちかというとゆるキャラ系の仁王様が外にむき出しで安置してあるのも。庭も良さそうです。

安国寺は足利尊氏が各国にそれぞれ安国寺を建立するようお触れを出して成立したお寺ということなので、この安国寺には縁の足利尊氏木像があるそうです。
他に忠臣蔵の大石内蔵助が祈願した地蔵菩薩像も明治40年にこちらに移管されているとか。

ちょっと惹かれるお寺ですが、ここ1ヶ所だけのためには足を伸ばさないかなあ……。宿泊地をどこにするかということも大きいですが。近くを通るなら寄る程度で。

瑠璃光寺

4時方向の内陸部。ここは現地のガイドブックでもちらっと名前が出て来て、どうしようかなと迷ったところ。

大きな百日紅の木が見事ということと、住職の説法が面白いということです。全体的には素朴な雰囲気。石臼が活用されているのが面白い。平安中期の阿弥陀仏像がある。色合い的に、後世ざくざく磨いちゃったかな?

近くを通るなら寄りたいところですね。

文殊仙寺

半島中央。1時・2時方向寄り。ここも行きたかったところ。

知恵・学業成就の仏さま。岩屋の中の役小角像に触れると悪いところを治してくれるそうです。
階段は300段とのこと。うーん、登れるかな?階段は森の中を通り、森厳な雰囲気。眺めがすごく良いそうです。階段ではなく車で参拝出来るルートもあるとか。

両子寺からも遠くない筈ですので、候補に入れたいと思います。ただ300段の階段往復となるとけっこう時間もかかりますよね。時間と体力と相談です。

涛音寮(とういんりょう)

12時方向の海沿い。うーむ、遠い。

何かな?と思えば、どうもギャラリーらしい。そして本業は表具師さんだそうです。

サイトのトップページの左側の屏風がすごく好き!こういうの欲しい!コブシとかハクモクレンでもいいな。まず趣のある家を建てないと、そのためには宝くじに当たらないと……

表装のギャラリーの中に茶房「さんがいや」(←三階建てのお城みたいな建物から来ていると思われる)があり、そこで出してくれるたこめし・たこ焼きめしが美味しいとのことです。御膳で1200円程度かな。たこめし。食べてみたい。

全体的な内容がよく分かるページはこちら。

ここはけっこう惹かれる。お寺ばっかり回ってるし、ギャラリーを見るのもいいのではないか。本音はたこめしが食べたい。ネックはちょっと遠いことだが……でも宇佐からバスで60分で行けるなら、地図で見ているよりは距離はないのかも。

岩戸寺

1時方向内陸。

西暦偶数年正月の「修正鬼会」というお祭りが有名とのこと。本堂より先の、奥の院まで行くと素晴らしいそうです。日本最古の石彫仁王像や石塔の数々があるそう。やはり国東半島は石の文化。

ここはそんなに食指が動かないかな。

国見ふるさと展示館

1時方向海沿い。

昔の庄屋の建物を利用して民具などの展示を行なっているようです。隣のペトロカスイ岐部公園はちょっと面白そうだが……
ペトロカスイ岐部は日本人宣教師として初めてエルサレムへ行った16世紀の人だそうです。国見ふるさと展示館には彼の資料もあるとか。

うーん。涛音寮からは近いようだが。ここは行かなくてもいいかも。

粟嶋社

10時方向。海際。

縁結びの神様として有名らしい。他に女性の願いを一つかなえてくれる神様だとか。2個100円で「願い石」なる石を神社から頒けていただき、干潮時のみ顔を出す「叶え岩」の穴に投げ込むと願いが叶うそうです。コントロールが……。

祭神は少彦名命(スクナビコナノミコト)。ちっちゃい神様という言い伝えで、わたしは好きです。海が目の前まで迫り岩と海が近接してダイナミックっぽい。大昔からの祭祀場だったとか。
春は近辺の菜の花畑がきれいなようですね。ひまわりもコスモスもあるようだ。夕陽もきれいだそうです。夕陽をここで見るか、真玉海岸で見るか。真玉海岸からは車で5分ほどだそうです。

この粟嶋社は「恋叶ロード」の一環で、このサイトを読むと周辺いろいろ楽しい。

ここは行ってもいいかも。

たこめし「道の駅 くにみ」

「涛音寮」(前出)のたこめしも美味しそうでしたが、近くにある「道の駅 くにみ」もたこめしが食べられるらしいです。道の駅だと気軽に立ち寄れますね。
しかもクルマエビとハモも推しらしく、そのメニューも!ああ~、クルマエビ……。ハモ……。いいなあ。しかし胃袋は1つしかないのである。くうう。

「涛音寮」に行くか「道の駅 くにみ」へ行くか決めた上で、後者へ行くとしたら何を食べるかも決めなければなりません。人生は選択の連続。困った困った。

チームラボギャラリー真玉海岸

10時方向、海沿い。

ここは行きたかったところなのです。しかし近くまで行ったはずがたどり着けず、その頃はもう空腹と疲れで辛かったのであきらめました。もうちょっと進んだところにあったのかなあ。真玉海岸の夕暮れ(天気が悪かったので夕陽ではない)をたまたま見られて良かったですが。

営業時間や入場料が、サイトによってばらついてますね。こちらは豊後高田市のページですが、常に最新かどうかは不明です。最新の情報をお確かめください。

ここは行きたいです。次は。

杵築市

5時方向海沿い。

この杵築市が問題です。良さそうな城下町なんですよね。
でもここを見るとなると、国東半島とは別にしないと多分無理だと思う。
杵築市で気になるのは、杵築城(復元)、武家屋敷通り、大原邸か能見亭、坂。坂を上ったり下りたり、能見亭でお琴を触らせてもらったりしていたら3時間は必要でしょうし。

多分自分ではしないと思いますが(坂道や階段を着物で歩く自信がないため)「レンタルきもの 和楽庵」で着物体験というのも面白そうです。

今レンタカーをちょっと調べたところ、宿泊を想定した中津から、大分空港・別府・大分市まで乗り捨て無料みたい。1泊2日の想定で9000円弱、2泊3日で12870円。
これは……いけるかも。この辺りの細かいことはまた別にスケジュールを検討します。

関サバ、関アジ

杵築市にも「海鮮亭ざこば」など、気になるお店がありますが、むしろ大分市の方にアジ・サバが集まっているようです。大分市の「関あじ関さば館」なんか名前のまま!ここでは関の海鮮丼が1200円、りゅうきゅう(丼じゃない方)が600円。お手頃。国東半島ではたこめしを食べ、大分で関サバを食べようかい。

天念寺(川中不動)

9時方向の中心寄り。

「川中不動」という名前の方が有名みたい。川の真ん中に不動明王を彫られた大きな石があって、そこまで石橋をわたってお参りに行くの。ちょっといい。上まで行くのはどうも無理そうだから、下の方でちょろっと拝んで行く。
富貴寺と両子寺とどっちからでもアプローチ可能。行きやすくはありそう。

行ってもいいかも。

大門坊磨崖仏

中心部に近い8時方向。

摩耗が進んでいるそうだ。それも味なので、見る分には良さそうだが。
……うーん、近くを通るのなら寄ってもいいけど、位置がちょっと微妙か。

行かなくてもいいかも。

太刀魚料理「銀たちの郷」

3時方向海沿い。

店名にもなってしまっているくらい、太刀魚の専門店です。ここ気になるー。太刀魚なんてめったに食べないし、メニュー見てると手ごろで気になるメニューがたくさんあるし……!道の駅の一角だそうですので、立ち寄りやすそうですね。

太刀魚定食1300円が良さそう!みんなちょっとずつだが、太刀魚の、刺身、焼き物、天ぷら、お吸い物と太刀魚づくし!それに小鉢がつく。通常は白米だが+500円でそれを太刀重(うな重の太刀魚版)に変更できるそうだ。これは量が多そうなので、2人で行って、太刀魚定食と海鮮丼か太刀とじ丼かを頼んで、シェアするとちょうど良さそう。
ああ、夢が広がる。

しかし国東市方向は行かないだろうなあ……。残念だ。

りゅうきゅう

これ前から謎だったんです。
大分でいう郷土料理の「りゅうきゅう」は刺身のづけ丼。だよね?
しかし高知の方では「りゅうきゅう」という野菜があるようですね?

高知のりゅうきゅうにも興味を感じますが、今回は大分のりゅうきゅうです。
お、でもこれは国東半島よりも大分市の方が定番なようだ。じゃあ大分で食べる。

すごく美味しそうだったので、自分でも作ってみたくなりました。明日の晩ごはん、これにしようかしらん。

大不動岩屋、旧千燈寺、五辻不動

12時方向内陸部。

……あかん、このあたり登山やないか。コースとしては10キロとか。だめだめ。死んでしまう。

こちらのサイトなどを見ると、とても風景が美しそうなところですー。体力のある方はぜひ。

姫島

12時方向海上。

ここもいいなあ。最寄の伊美港からフェリーで20分。580円。1時間~1時間30分に1本、1日12本運行。
島は自転車で2時間程度で一周。灯台、夕焼け、海、千人堂が見どころ。

 

きれいですねえ。

クルマエビが力いっぱい美味しいんだって!刺身、エビフライ、塩焼き……。ああ、こういう時はどこでもドアが欲しくなりますね。

昔、沖縄の久高島へ行ったことがあります。島は島独特の魅力がある。……でもここへ行くとしたらもう一泊必要だよなー。島へレンタカーで渡ると往復5000円くらいかかるし、レンタカーを借りている期間も伸びる……

この場所は後日考えます。

 

行きたいところが決まりました。

調べた結果、今回行った熊野磨崖仏・真木大堂・富貴寺・両子寺・真玉海岸は正解でした。なので、基本はこの線でいいと思う。それにチームラボギャラリー真玉海岸、粟嶋社、天念寺を付け加えます。
文殊仙寺と姫島は行きたいんだけど涙を飲んで割愛します。
そして杵築市に泊まって、翌日杵築市をさらっと観光し、レンタカーで移動するのがベストかと。この辺りを含めた全体像はまた後日検討します。

今回は「1日レンタカーで国東半島を回る場合」のルートで考えました。一応中津泊まりを考えます。

宇佐神宮
真玉海岸
チームラボギャラリー真玉海岸(←今気づいたのですが、営業時間が13時~19時……。この日程では行けない……
粟嶋社

涛音寮か道の駅国見で食事

両子寺
天念寺
富貴寺
真木大堂
熊野磨崖仏

杵築市泊まり。

大雑把に言って、宇佐神宮(時計画面外・8時方向)から西側の海岸をしばらく北上して12時地点まで行く。そこでお昼(たこめし!)を食べて、時計盤の中心部にある両子寺へ、そこから7時方向の寺を順番に巡礼し、最後は4時方向の杵築へたどり着く。

うん。距離的に行けるかどうか少々微妙なところですね。けっこう詰め込みになるのは予想出来る。午後だけで両子寺以降回れるか。そして散々歩き回って疲れきった体で、あのものすごい熊野磨崖仏の乱れ石段を登れるかどうか。
でも杵築に泊まるつもりなら、まあちょっと時間食うけど熊野磨崖仏辺りまで翌日出直すことも出来るんだ。杵築から車で30分くらいの道のりなので。

その後は杵築と熊野で午前中を使って、そこから別府で地獄と日帰り温泉を観光し、夜に大分に入るというルートなら無理はないでしょう。ここまでレンタカーだと思います。中津でレンタカーを借りても、大分乗り捨てで乗り捨て料金がかからないらしい。
前回の旅では別府と由布院をうろうろし、大分市と臼杵には行ってないので、そこも含めた修正案を後日検討したいと思います。

とりあえず国東半島の一日コースは上記の通りに決まりました。国東半島は、内陸の方へ入ってしまうと食べ物屋さんがなさそうです。なので朝ごはんなり昼ごはんなりは、ある程度食べる地区を決めておかないと喰いっぱぐれちゃう。
わたしが実際に車で通ったルートには雑貨屋さんやコンビニもなかったので、せめておやつ、ペットボトルくらいは準備した方が安全かもしれません。自販機くらいはあるんだろうけど。

以上、国東半島の観光地の検討でした。うーーん、これ、やっぱり一日で回るのは無理かなあ……

 

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