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◎英語って話せるようになるの?話せるようになる考え方と方法。

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英語を話したい、話せたらかっこいい、と思っている人って世の中の割合でどのくらいかなあ。

話せるなら話してみたいけど、多分無理。と思っている人の割合は?

全然興味ないや、という人はどのくらいいるのか。

わたしは自分が興味があるもんだから、英語を話せるようになりたい人は多数派だと思ってるんですよね。このページを読んでくださっている方も英語に興味がある方でしょう。

英語を話せますか?

真正面から訊かれたら、自信満々で「話せます!」と答える人は少数派じゃないでしょうか。特に日本人はシャイですから……。「話せる」というレベルをとてつもなく高く設定し、それに届かない自分はまだ「話せない」と思っている。

でも実は、そんなに立派なエイゴを話そうとしなくていいんです。

言葉はコミュニケーションのための道具ですよね?だから極端な話、相手との間でコミュニケーションをとれれば、もうそれで立派に「話せる」ということになります。まあ全部ジェスチャーで行なった場合は「話せる」というのとはちょっと違うかもしれないけど(汗)。でもそれはそれで立派なコミュニケーション手段です。

 

 

なので、目標を「通じ合ったらOK」というレベルにまで見直しましょう。たとえば突然外国人観光客から話しかけられたとしますよね。

「~~~~~~、Shinjuku Station?」このShinjuku Stationが聞き取れたら、しめたものです。だいたいこういう時は、十中八九新宿駅はどこですか?と訊いている確率が高いですから。「新宿駅の一日の利用者数は何人ですか?」と通りすがりに訊く外国人旅行者は(多分)いません。

その問いに対して「over there」とか「go strait」とか言えたら完璧です。指差し付きで言って貰えれば、少なくとも「新宿駅はあっちの方向」という旅行者にとって貴重な情報は伝わりますからね。それは「英語が話せた!」という瞬間です。well done 自分!

 

 

一番だめなのは。

ちなみに一番だめなのは「I can not speak English!」と叫んで(叫ばなくても)逃げること。

あんた、英語喋ってるやん!というのは死ぬほど使われたツッコミですが、道を訊いた旅行者の立場からすると、すごくカナシクなる扱いなんです。道を訊いただけなのにまるで怪物に出会ったように跳んで逃げられる。同じ人間同士なんだから仲良くしましょう。

実は旅先でそういう風に逃げるのは日本人が多いです。というか、わたしの経験で、今までは日本人だけでした。

アジア人は区別がつかないので、とりあえず英語で話しかけてみたんですが。こっちも観光客、向こうも観光客、「シャッター押していただけませんか?」と訊いただけなのに……何をそんなに怖れる必要があるのか。しかも言葉が通じなくても、だいたいカメラを掲げて観光客が近づいてきたら、「写真を撮ってください」以外何物でもないやんか!

すみません、ちょっとしたトラウマです。

 

あ、でもフランス人も英語については……。英語で話しかけて「NO!」と裂帛の気合で拒絶されたことが2回ある。それは日本人が嫌いだったのか、英語がイヤだったのかは定かではありません。日本人は逃げ、フランス人は怒鳴る。国民性の違いですかね。

それに対して、英語が話せるフランス人はものすごく面倒見が良かった、という経験もあります。もちろん英語が話せない人も親切な人はたくさんいた。ってか、基本的に旅先ではみなさん親切です。

 

最初は、単語だけでもいいんじゃない?

ちょっと脱線しましたが、英語を話せるようになるためには、まずは簡単なフレーズで受け答えするだけでいいんですよ、と言いたかったんです。

ここで「文法は正確に!」とか「発音をちゃんと!」とか考えると、そりゃ顔もこわばるでしょう。逃げ出したくなるでしょう。でも要は人間同士のコミュニケーションなんだから、通じりゃいいんだ、という精神でいいんです。

カタカナ英語で何が悪い!イタリア人だってスペイン人だって、巻き舌の訛った英語で喋ってるんだ!インド人の英語もわかりにくいぞ!正直、わたしはアメリカ人の英語もわからないぞ!ぼそぼそいうし早口だし!イギリスだって田舎の方は、ほんとに同じ言語か!と思うほど聞き取れないんだ!

 

 

結局のところ「コミュニケーションしようとする努力」、それが一番大事なことじゃないでしょうか。まずそれを心に留めたところで。

英語学習法は山のようにありますが。

しかし、英語学習法の広告を見てよく思うんですけどね。「聞き流すだけで英語が話せるようになる!」「〇〇日で英語が話せるようになる!」……こういうのってほんとなんでしょうか。実際にその方法で話せるようになった人も1人や2人や3人や4人はいるのかもしれないが、まず無理だと思います。なんでかっていうと、

英語は、英語を話さないと話せるようにならないから。

映画を字幕なしで見るのが目的だったり、原書を読みたいだったり、そういう英語もあると思います。それはそれでまた別の勉強法がありますよね。でも、目標が英語を「話したい」だった場合、一番大事なのは話すことなのではないかと。

車の運転を考えてみてください。車を全く運転せずに、運転できるようになるかなあ。

なんかものすごく無理な、矛盾したことを言っている気がしませんか。車の運転をしたことがない状態で、車を運転できるようになりたい。うーん。いやいや。それは無理でしょう。100年に一人レベルの言語の天才なら、聞いただけで自然に口から外国語が出て来るかもしれませんが、普通の人は無理。

日本人は学校で文法をしっかり習うので、たとえ全然勉強しなかった人でも多少の知識は残っているもの。そして単語の300や500は頭に入っているはず。周りを見回してみてください。身の回りで英語で言えるものは膨大ですよ。これは大きな強みです。

 

 

和製英語という落とし穴もあるけど、発音という壁もあるけど、そういうものを落とし穴とか壁とか考えなくていい。通じなかったら死ぬほどはずかしい、とか思う必要はありません。だって日本語の時だって、最初はお母さんでさえあなたの言うことが「何言ってるのかわからない」だったのだから。英語の場合だけ、口を開いたその瞬間から正しい英語をペラペラと喋れるわけがありません。

ただ、一般的な日本人の生活で英語で話す機会ってほとんどありませんよね。なので、英語を話したいと思っている人が一番考えるべきことって、どの勉強法がいいのか?ではなく、英語を話す機会をどうやって作るか、だと思います。スピーキング一択。

話せるようになるためには話してみる。それが一番の近道。

ただ、この話す機会というのが、平均的日本人の生活の中ではけっこう見当たらない。

わたしもたまに思い出したように色々検索するんですけどね。場所によっては留学生祭りみたいなのをやっていたり、英会話スクールで一見さんOKのイベントをやっていたりもしますが、そういうのはたまにしかないです。もちろん積極的に参加した方がいいけれども、それだけで目に見える結果は出ません。

 

 

結局、どのくらいの時間、英語を話す環境にいるか。話せるようになるのはそこだけにかかっていると言ってもいいくらいです。

海外留学

英会話スクール

オンライン英会話

英語カフェ

個人授業

海外旅行

英語を話す機会で思いつくものを挙げてみました。この他に外国人相手にボランティアをするとか友達を見つけるとかプライベートな方法も考えられますが、実際それでおいそれと気が合う人、常に連絡を取り合う人を見つけるのは難しいと思う。

英語カフェは、大都市にはあるかもしれないけど地元にはないので行ったことがありません。そろそろ出来ないかなあ、と思ってるんですけどね。

 

海外旅行。一般的に、数少ない実践機会がこれです。ただそれは実践であって、海外旅行だけで話せなかった英語が話せるレベルになるためには、年中旅行してないと……。もちろん渡航先によっては全く英語が通じないところもありますしね。それに単に旅行をしているだけでは、実はそんなに会話する機会ってなかったりしますし。特にツアー旅行だとほとんど使わないでしょう。

海外留学がやっぱり一番効果的なのは間違いない。何しろ24時間英語漬け。英語がなければ何も始まらない。それはまあ身につきます。とはいえ、3ヶ月程度ではペラペラにはならないよ、というのを身をもって体験しているので申し添えます。個人差はありますが。そして時間とお金がまとまって必要なのがネック。

ちょっと面白いかな?と思ったものが目に留まりました。

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留学というほど大げさではないけど、最短1週間から。けっこう英語漬けになれるようなので単に旅行するよりはだいぶいいでしょうね。フィリピンだから、お財布に優しめの料金設定。フィリピンには行ったことがないなあ。どんなところだろうか……

個人授業は、調べてみるに1時間2000円から4000円くらいが相場ですかね。やっぱりこれも大都市圏の話かもしれない。

わたしは日本人の先生に半年くらい個人授業をお願いしていたことがあります。教え方が上手かったのでかなり有意義な時間ではありましたが、何しろ1時間2000円だと月に2回か3回しか頼めなかった。月3時間で6000円。予定を合わせるのもちょっと面倒。

英会話スクールも単価は同じくらいでしょうか。週1回で1万円、というコースが定番ですかね。英会話教室にも通ったことがあります。だいぶ前の話ですが。

ただ英会話スクールはグループ制のところが多く、そうなるとグループの一番話せない人のレベルに合わせるか、あるいはグループで一番話せる人が一人で喋っているか、どっちかになることが多いと思う。サロンは通い放題というところも多いので、場所が近くで毎日とか2日に1回とか通える時間のある人なら、活用しがいがあるけれど、社会人が週に1回通うだけならあまりコスパは良くないんじゃないかな。

 

 

おすすめは、オンライン英会話。

なぜなら、コスパがかなり優れているから。

もう最近はほんとにたくさんのオンライン英会話がありますね。料金設定はコースや講師の居住地の物価によって違いますが、5000円~1万円で毎日25分というコースが主流でしょうか。

毎日英語が話せる環境。これは大きいですよ。1日25分。しかもマンツーマン。

グループレッスンとマンツーマンでは話す量が全然違う。相手の反応は自分だけに対するものだし、理解できなくても何度も訊いていいし、気になったところは話をぶったぎっても問題ない。そして自宅のパソコン、スマホでやれば教室まで通う時間も不要。

最初からマンツーマンというのは、今まで全く英会話の経験がない人にはハードルが高く感じられるかもしれませんが、逆に他の日本人がいない方が気兼ねがないです。

 

 

自分一人のレッスンだから、どんなレッスン内容にするかは自分次第。TOEICやビジネス英語にも対応しているスクールもありますし、文法が希望なら文法、フリートークが希望ならフリートーク。気の合う講師に出会って、フリートークで盛り上がった時は本当に楽しいです。

大人になると、あまり新しい経験ってしなくなりますよね。何か新しいことを始めるというのはそれだけで気持ちに風を入れることが出来ると思います。

ほとんどのスクールが無料体験を設定しているので、まずは体験してみてはいかがでしょうか。体験出来るスクールを全部回ったら、それだけでけっこうな時間、英語を話していることになります。

十分検討した上で、一番好きな雰囲気のところを選ぶのがおすすめです。予約システムの使いやすさとか、講師の数などのチェックもお忘れなく。

良い経験を!

 





 



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