洋服は、クローゼットなりタンスなりに収納するのが一般的だと思いますが、わたしはカラーボックス3個を並べて、それに畳んで入れて(置いて?)います。
ものぐさなので、引き出しを開けるのが面倒なんですよね。その点、カラーボックスは畳んだものを置くだけだから楽。最初にカラーボックスを使い始めたのは、自力でタンスを部屋に運び込めなかったのが理由でしたが、出し入れが簡単なので気に入っています。タンスに入れられず、洗濯物が出しっぱなしになりがちな方にはぜひ試してみて欲しい。
ただ見た目は非常に悪いので、お客さんが来た時に目に入るところに置くのはだめですよ!どうしようもなければ布で目隠しをするのも可。洋服の日焼けも注意したいところ。
わたしも昔は日焼け対策&見た目で布を下げていました。しかしこないだ模様替えをして、カラーボックスを北向きに置いて以来、布はだいたい止めました。「だいたい」というのは、余っていた包装用不織布を3つ並べたカラーボックスの半分くらいにかけているから。誰も見ないので見た目は気にしないでいいとして、日焼け防止&ほこり避けとして。まあ気持ち程度です。
一段を上下2つに分けて使いたい!
本題です。
模様替え以前はカラーボックスを横置きに3つ重ねて使っていました。今は、3つのカラーボックスを横置き2つ&縦置き1つで使っています。縦置きのうち、1つの棚を上下に分けたいんですよねー。靴下とか小さいものを入れるために。今までもブックスタンドを使って、それなりにうまく上下段には分けているのですが、安定感に欠ける。
本当は単にこういうのがあればいい話なんです。
わたしが欲しいのはまさにこれ。これを1個買えば済む話で、全然悩む必要もなかった。
しかし値段に納得がいかなかったんです。本体が675円なのは百歩譲っていいことにしよう。高いなあと思うけどね。それに加えて送料も必要なんですよー。送料を合わせると1400円くらいになります。……これに1400円出すかと思うと踏ん切りがつかず。他のものは何でも売っている、わたしの大好きな100均でも扱っていそうな物体なのに、どうして1400円もかかるのか……
そう思って、似たような商品を探しまくりました。ネット上でも探し、ホームセンターも見まくった。縦置きカラーボックスの一段用の収納なら山ほどあるのに、なぜ何でも揃っている100均が、2段に分ける用の商品を出していないのだッ!
実店舗で見て唯一、これならいいのか?と悩んだものがこれ。
そう、こういうのでいいんです。形としては。出来れば上段が小引き出しじゃなくて同じ大きさの上下段の引き出しの方がいいけれども、これでもまあ。これもネットで買えば送料がかかって高くなるけど、ケイヨーD2の実店舗で見かけました。これで1600円なら、安くはないけど、まあ妥当な値段。
だが、実店舗で見てしまったことが仇になって、結局買えませんでした。若干こだわりすぎかとは思うが、……プラスティックの引き出しを開け閉めする感覚に違和感があるんですよねー。なんか微妙に気になる。
プラスティックの引き出しは、別件で衣装ケースを使っているのですが、この感触にいつまで経っても慣れない。毎日開け閉めするたびにこの違和感はちょっとイヤ。買う決心がつきませんでした。
解決法、その1。
何かうまく使えるものはないかと100均をうろつくこと数か月……。100均は魔法のような場所で、いろいろなものを見てると「あ!これがあれに使える!」とか、その商品は買わなくても、家にあるもので代用できるとか、アイディアを思いつくことが多々あるんですよね。
が、今回の解決法その1はわりと直球。
「積み重ね整理棚」100円。キッチン用品のところにあります。
例によってうろついていると、これが目に入りました。もしかして、シンプルなこれが使えるんじゃない?カラーボックスの横の長さは40.5センチ。入るし、奥行きも問題なさそうだし。安定感もあるし、正解はこれかも!と思いました。
本当は、別な方法を考えていたんです。
壁に画鋲で留めるタイプのポストカード置き(?)。ウォールバーともいうそうですね。
ウォールシェルフ フレームバー L インテリア雑貨 【ZH028】 Z3K
これ、ほとんど同じものが100均にあります。置いてない店舗と置いている店舗があるけれども。これを両側に刺して、その間に100均で売ってる木の板を渡せばなんとかなるんじゃないかと思っていた。
が、木の板が40センチであることと、奥行きが少々足りないこと、ウォールバーを正確に設置にするためにきちんと寸法を図らなければならない、そのためには一度カラーボックスを空にしてひっくりかえさなければならない……とちょっと面倒くさい。いうほど面倒くさいことではないけど、ものぐさなわたしにとってはめんどくさい。
なので、上記の商品に出会った時には「これで行けるか?」と衝動買いしてしまった。
帰宅して上記商品を実際に使ってみたところ、横幅も奥行きも文句なかったんですけど……少し足が高すぎましたね。わたしは箱を上下に入れて使っていて、その箱はこの高さでも入ると言えば入ったのですが、板の部分が5分3くらいの位置に来るので上段が少し狭い感じがする。使えないことはないけど、ちょっと使いにくさがある。
まあこれでも良かったんですけど。
解決法、その2。
でも、なーんか納得出来なかったので、潜在的にはまだ何かないかと探していたんだと思う。そして結果的にド直球でこうなりました。
つっぱり棚。
まあこれを使うなら最初からこれにしろっていう話でね……あれだけ悩んだ(そして苛立ちつつも楽しかった)時間が無駄になってしまった。でも楽しんだと思えばいいのか。時間の無駄と思わなければ。
ただしこれは300円商品でした。そうするとこの件に対する出費は合計400円ですね。100円で収められなかったのがちょっとくやしい。でもつっぱり棒が100円で、つっぱり棚が100円というのもおかしな話な気がするし。300円商品なのもしょうがないでしょう。
実際に設置してみると、イメージよりは商品自体の厚みがあって、期待したほどすっきりと配置出来たわけではなかったが……まあそこまで贅沢言ったら仕方ないですね。これで満足することにします。
これなら、現在使っている箱が壊れた時に、カラーボックス用の収納を買って使えますからね。カラーボックスにぴったりのサイズの箱やかごなんかは100均で売ってるじゃないですか。その1の脚付き棚タイプだと、横幅を全部使えないからぴったりサイズは使えなくて、収容量が小さくなってしまう。
本当はしぶしぶ。
つっぱり棚で決着をつけましたが、正直なところ、完璧!これが正解!という高揚感はありません。わたしとしてはいずれどこかの100円ショップが、縦置きカラーボックスの上下段引き出しのニーズをとらえて、商品化してくれることを願います。あれだけ新製品を出すんだから、いつかは発売されるんじゃないかとけっこう本気で思っている。
なお、今回不採用になった脚付き棚タイプは、別なカラーボックスで無事使いどころが見つかり任務を全うしています。これはドア付のカラーボックスの中にぎりぎり収めることが出来ます。ドア付の棚の内部を上下に分けたい時は脚付きのヤツ、いいですよ!わたしのようにうるさいことを言わない人なら、上下段に分ける場合にはこちらでも十分に機能すると思う。
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