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89ERSの選手ってどんな人?仙台でバスケを視よう。Bリーグ・仙台89ERS。

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前回アーリーカップについての記事を書きました。アーリーカップも終わってすでにレギュラーシーズンが始まっていますよ!今回はBリーグのレギュラーシーズンを戦っている、地元の仙台89ERSについて書きたいと思います。

仙台89ERSは日本のプロバスケットボールリーグ、BリーグのB2に所属しています。

これで仙台エイティナイナーズと読みます。読みにくいわ。しかしすみません、ここは今さら変えられないのでがんばって覚えてください。
ナイナーズと略することもあります。ナイナーズと呼ぶとちょっと通。

 

 

試合直前の演出。暗くなった照明の中でペンライトが本当にきれい。しかし我ながらもっといい写真はなかったのか。

 

仙台には楽天イーグルス、ベガルタ仙台、仙台89ERSがあります。

ご承知かと思いますが仙台にはプロスポーツチームがいくつもあります。
こんなに揃っているのは地方都市としては破格ではなかろうか。

野球では楽天ゴールデンイーグルス。
サッカーはベガルタ仙台。
バスケットボールは仙台89ERS。

その他にも女子バレーのリガーレ仙台や女子サッカーのマイナビレディース仙台女子プロレス、車椅子バスケの宮城MAXなどなどいろいろあるらしい。ごめん、格闘技は苦手なので見に行けないが、リガーレ仙台と宮城MAXは見てみたいなあ。

 

それぞれのレギュラーシーズンは。

楽天ゴールデンイーグルスが3月末~10月頭。
ベガルタ仙台が2月下旬から12月上旬まで。
仙台89ERSは9月下旬から4月中旬まで。

おや?そうすると楽天ファンのみなさん、シーズンオフの心も体も暇になってしまったその期間、ちょうど89ERSがシーズン中ですよ!
手持ち無沙汰の土日、ちょっと見に行ってみませんか?

 

バスケットボール、その魅力。

これについてはね、こないだのアーリーカップの記事で長々と書いたの。良ければそちらも読んでくださいね。

短く言うと、バスケットボールの面白さは、

陸上のスピードもあれば、
格闘技の体のぶつかり合い、
フェイクの演技力、
作戦の頭脳、
器械体操的な体幹の美しさ、
最終盤の詰め将棋

という多種多様さにあります。

バスケはほとんどの人が経験したことのあるスポーツだと思います。なのでだいたいどんなスポーツかすでにイメージがありますよね。しかしスピード以外の魅力は、体育の授業では全く存在しないものです。プロバスケ独自の魅力。

 

魅力の他に、利点もある。

他のスポーツ観戦に比べて、バスケットボールには利点があることに気づきました。

人数が少ないからすぐ選手を覚えられる。

一般的に、一人一人の選手を知れば知るほど、試合を見てても面白くなりますよね。
野球の場合は70人+監督、コーチその他で1チーム100人あまりですが、バスケはチームとしてのサイズがもっとずっと小さいので、選手を覚えるのも簡単です。

2019シーズンの89ERSは目下の選手数が11人だけなので、それに監督を覚えるだけ。わかりやすいです。個々の選手については後ほど。

天気に関係ない。

野球観戦も楽しいけど、前日も当日も天気を気にしてソワソワ……というのはみなさん覚えがありますよね。チケット買っちゃったから行くけど、雨降りそうor暑そうor寒そう、という心配がつきまといます。
が、バスケの場合は屋内ですからその点の心配はなし!安心して予定が立てられます。

観戦時間が読める。

バスケの試合は、

前半10分の試合を2回(間に2分のインターバル)
前半と後半の間に20分のインターバル
後半10分の試合を2回(間に2分のインターバル)

で行ないます。これでだいたい2時間ちょっとくらいです。
めったにないことですが、まれに引き分けで40分が終了すると、5分の延長戦を戦うことになります。

それ以外は時間はほとんど変わりません。勝った場合は勝利チームインタビュー、MVPインタビューがあるのでそれが10分くらい。試合開始から2時間半くらいでほとんど終了しますね。明日の仕事に差し支えることはほとんどなし。2時間半は気軽に観戦に行ける長さです。小さなお子さんでもあまり飽きないと思います。

 

仙台89ERS、今期チームの面々。

Bリーグは選手のチーム間の移籍がかなり多いです。1年で、少ないチームでも3分の1、多ければ4分3くらいのメンバーが入れ替わることもあります。これはNBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)も似てますね。なので、数年経ったらチームの顔ぶれはほぼ別物。

一般的には、日本人選手はどちらかというと在籍年数は長めです。でも選手生活を1チームで過ごす人は……ほとんどいないんじゃないかなー。わたしはあまり他のチームのことは知らないけれども。通常は同じチームに4、5年もいたら長い方。

外国人選手は1年ごと入れ替えの方が多い感覚です。3年いたらけっこう長い。あまりチームにフィットしなければ1年でいなくなってしまいますし、逆に活躍するともっとお金のあるチームに引き抜かれます。悩ましいところです。

現時点(2019年10月)で89ERSの選手のメンバーは以下の通り。

月野雅人(つきのまさと)
新号健(しんごうたけし)
澤邉圭太(さわべけいた)
白戸大聖(しらとたいせい)
泉秀岳(いずみしゅうがく)
阿部翔太(あべしょうた)
金城茂之(きんじょうしげゆき)
臼井弘樹(うすいひろき)
片岡大晴(かたおかまさはる)
ダニエル・ミラー
ジェロウム・ティルマン

ヘッドコーチ:桶谷大(おけたにだい)

まあ、わたし選手のこと普通程度にしか知らないんですけどね。でも誰がどんな人かわかった方が絶対見ていて楽しいと思うので、わたしから見た各選手をご紹介したいと思います。ただしこれは全くの個人的な感想ですので、正確度は保証の限りではありません。本人及びファンの方たちが読んで「全然違う!」とお思いになるかもしれませんが、笑ってゆるして頂けると幸いです。

出来れば89ERSのサイトでチーム一覧→選手で顔写真なんか見ながら読んで頂けるとうれしいです。

月野雅人(つきのまさと・ツッキー・背番号8)

キャプテン。1988年生。ポジションはポイントガード(PG)。ポジションについては後ほど。
こないだまで怪我で試合に出られませんでした。戻って来てくれてチームの雰囲気が変わった気がする。やっぱりキャプテンなんだなあと思いました。

この人、調子のいい時は点を取ります。この時のシュートの弾道が異様に低い……。ものすごく低くて、そんなん入らんやろ、と思って見てるとなぜか入るという。空間を捻じ曲げる技を持ってます。調子の悪い時はこの魔法が使えなくなるらしい。

背はそれほど高くありませんが、切り込んでいってのシュートと、外からの3ポイントシュートを持っているのが武器。

すごく真面目に見えますねー。キャプテンなのでメディアに出る機会は多いのですが、真っ当至極なことを言います。わたしとしてはこの辺もう少し崩して欲しいところだが……。

シーズンプログラムに書いてあることによると、好きな女性タレントは上戸彩とイモトアヤコで(この2人共通点ないやんか!)、試合前のゲン担ぎは「試合前日にトイレ掃除」だそうです。エライ。

新号健(しんごうたけし・タケシ・背番号6)

175センチと小柄。1995年生。ポジションはポイントガード。チームの司令塔をキャプテンの月野とともに担う。

すばしっこさが武器。なんか小さいのがボールにしつこくくっついてるな、と思うと多分それが新号です。外からのシュートもあるけど、わたしはそのスピードを生かして速攻を決められるようにして欲しいと思っています。89ERSはあまり速攻を目指してるチームではありませんが、決まると盛り上がるじゃありませんか。

性格はね。面白い。面白いランキングでいえばチームで3本の指に入ります。(注・メディアを通して見た場合。)ぼーっとしていて、受け答えがとぼけています。かわいい系男子。地元のスポーツ番組にしばしば登場し、特技の料理を披露したりしています。オフのテレビ番組でタコライスを作り、今シーズンのゼビオアリーナグルメには新号とのコラボメニューでタコライスが出てるよ!

去年は怪我で出られなかった期間が長かったので、今年の目標は「怪我をしない」だそうです。ほんとです。怪我しないのが一番大事です。

澤邉圭太(さわべけいた・ケイタ・背番号7)

1995年生。ポジションはシューティング・ガード。ポコンと盛り上がった肩の筋肉が、遠くから見分けるポイント。

この人もついこないだまで手の指の骨折で試合に出られませんでした。戻って来てくれて大変うれしい!その間に相当走り込みをしたとのことですから、その成果を今後ばんばん出していただきましょう。

実際澤邉はおそらく89ERSの日本人選手で一番体幹が強い選手だと思います。その強い体幹を活かしてのレイバックシュート(走りこんで来て、ゴールを通り過ぎてからのけぞって後ろに打つシュート)が見どころ。

89ERSに来たのは去年でしたか、最初写真で見ると真面目な顔でむしろコワモテに見えていたのですが、実際に生きて動いているところを見ると笑顔がかわいいヤツでした。ファンサービスの時も笑顔を絶やしません。

シーズンプログラムで「自分のアピールポイントはどこですか?」という質問に「オンとオフのギャップ!」と答えてましたが、そのギャップをブースターが見る機会はあるのか!とツッコミたいところです。

白戸大聖(しらとたいせい・タイセイ?タイセー?・背番号11)

1995年生。ポジションはシューティング・ガード。
得点力がついてきたのか?きたのか?と期待を感じさせる若手。3ポイントも2ポイントもいけるタイプであとはゴール下で小狡く動き回ることが出来るようになればいいなあと思うところ。ファウルをしがちなので、ファウルをせずにディフェンスが出来るようになるとなお良し。

そうですねえ……。ツッコミどころがあるとすれば(いつの間にかツッコミがメインになっているが)シーズンプログラムで「好きな女性タレント」と「好きな芸能人・アーティスト」と欄が別々になっているのに、白戸は前者に朝比奈彩と書き、後者に井川遥と書いているところでしょうかね。他の人は全員、後者に芸人とか歌い手さんを挙げているのに。

明成高校出身。八村塁の2年先輩だそうです。

泉秀岳(いずみしゅうがく・シューガク・背番号12)

1991年生。ポジションはスモールフォワード。
秀岳は……3年目だっけ?4年目だっけ?たしかメンバーの中では一番長いんではないでしょうか。志村雄彦が引退する前からいたはずだから。
去年見せていた3ポイント、今シーズンはまだまだ足りないよ!がんばって!

チームで面白い担当。去年お笑いコンビを組んでいた(←嘘)菅澤が移籍してしまいましたが、今後もメディアで面白いことを言ってください。なお、トークショーでは司会の志村にトークのハードルを上げるだけ上げられてしまう役割の模様。

あ、おでんくんに似ているので、今後おでんくんとコラボしたグッズが出るそうです!

泉秀岳のツイッター。

阿部翔太(あべしょうた・ショータ・背番号13)

1993年生。ポジションはスモールフォワードとパワーフォワードどっちも。
阿部に関してはまだまだ不明。不明というか未詳。今年入ったばっかりなんです。石巻出身で地元の銀行で普通に銀行員として働いていたところから、プロバスケの世界へ飛び込んだチャレンジャー。真面目そうです。阿部が上手くなったらチームの層も厚くなる。成長が待たれる存在。

この間の試合でスーパーロングシュートを決めました!コートの端から端までに近いものすごいショットでした!びっくりしました。

金城茂之(きんじょうしげゆき・シーゲー・背番号26)

1984年生。ポジションはシューティングガード・スモールフォワードどっちも。
この人も今シーズンの加入です。沖縄の琉球ゴールデンキングスに長い間所属し、今回宮城県に活躍の場を求めて飛び込んできました!今後の活躍を期待します!

なんか独特なテンポを持つ人に見えます。そういうのはやはり県民性の違いもあるのか。この人は仙台ではすっかり「靴下に一家言持つ男」にされています。これは何のことはない、トークショーで志村GMが「あれ?シゲ、そのソックスは紅芋タルト色?」といじったからなのですが、なんかその後「靴下、靴下」と言われるようになったそうです。もうこうなってしまったからには靴下キャラで攻めてください。

なお、仙台に来て周りの人に「仙台って冬寒いですか」と訊いてみたそうですが、人によって言うことが違うので困惑しているとのこと。そういってたのがトークショーだったので、その場でも「冬、仙台は寒いかそうでもないか」で多数決を取ったところ、見事に半々に割れました。

みなさんは仙台、寒いよ派ですか?そうでもないよ派ですか?
わたしは寒いよ派です。

臼井弘樹(うすいひろき・ヒロキ・背番号32)

1996年生。ポジションはスモールフォワード。

この人も未詳。今シーズン、青森ワッツから移ってきました。日本人には珍しいがっちりとした体型。彼が活躍するようになれば、2人しかいない外国人が休める時間が長くなるのでこの人の成長も待たれます。基本的に期待されるのはゴール下のディフェンス、リバウンド。ここ数試合で何点か取るようになってきてうれしい。

コワモテであまり笑わないらしいですが、笑うと笑顔がカワイイです。今後のトークショーで性格も解き明かされていくといいですね。MVPを取ってぜひ試合後のインタビューでいろいろ喋らせてください!

片岡大晴(かたおかまさはる・ソルジャー・背番号91)

1985年生。シューティングガード。
3年ぶりに89ERSに復帰した片岡です!ちょっと2年ばかりB1の京都へ行ってたんですけど、地元の89ERSへ戻って来ました!わたしが言うのもなんだが、かなり上手くなって帰って来ましたー。ベテランの技。年齢的にはベテランの域ですが、行く前よりも先頭切って走る時間が多くなった。頼りになります!

愛称は謎の「ソルジャー」です。コートに出て来た時は「ソルジャー!」と呼んでやってください。
片岡はねー。とても人格が素晴らしくて。って、人格までお前にわかるのかと言われたらちょっと困りますが、こういうブログを書く人は人格が素晴らしいに違いない。

片岡大晴のブログ。

初めて片岡のブログを読んだ時には、そのいかつい外見と文章のギャップにひっくり返りましたが(笑)、12記事に1記事くらいしみじみとさせられる記事があります。この人の奥さんと子どもは幸せだ。みなさん、片岡のことは迷わず応援してください。

ダニエル・ミラー(ダニー・背番号5)

1991年生。ポジションはセンター。89ERSナンバーワンの長身211メートル。あ、違った。211センチ。
身長と横幅を活かしたゴール下でのシュートとリバウンドが見どころ。あ、ダンクシュートも。とはいえ、そのくらい身長と体重があるんだから、もっと相手選手を振り飛ばしてくれてもいいんだよという気もする。あまり器用なタイプではないけど、昨シーズンの後半から、調子がいい時はゴールからちょっと離れたシュートが入るようになりました。この辺もう少し精度があがると万々歳です。

気は優しくて力持ち、的な風貌。インタビューで喋ってても英語なので今一つ細かいニュアンスはわかりませんが、穏やかな人柄なんだろうなーと思います。

ジェロウム・ティルマン(ジェイ・ティー・背番号33)

1987年生。ポジションはパワーフォワード。
安定して点を取ってくれる人。ここぞという時の3ポイントが見どころ。彼もダンクを決めますね。キャプテンシーがあり、試合時の声出しも多い。2013年から日本にいるのでのびのびとプレイしてます。

性格的には熱い人なんじゃないだろうか。そしてシーズンプログラムによると自分の魅力は「素敵な笑顔♪」とのこと。お茶目さん。

ヘッドコーチ:桶谷大(おけたにだい・おけさん)

1977年生。89ERSのヘッドコーチ就任2年目。
今まで数々のチームを率い、結果を出して来た実績のあるヘッドコーチです。桶谷さんが来てくれると決まった時には本当に嬉しかった。
が、桶谷さんも魔法使いではありません。昨シーズン、89ERSはシーズン中盤の下位相手の取りこぼしが響き、プレイオフへ進めませんでした。今シーズンはプレイオフの規模が拡大し、最低ラインは下がった。しかしB2である89ERSがB1へ上がってそして勝って行くためには、辛うじて勝ったというレベルではなく、断トツでB2優勝するくらいの力をつけることが目標です。

桶谷さんならそれが出来ると信じる。

昨シーズンの総括でこんな談話を語ってくれました。

「僕が本当に来たい場所はここだったなと」

本当に来たい場所で、本当にやりたいことを。B2優勝を、そしてB1へ挑戦を。
そんな夢を、一緒に叶えたいのです。

 

あ。バスケの魅力。

あ。書いててわかった。バスケの魅力。

チームをみんなで作り上げていくこと。

チームの力は足し算じゃなくて掛け算だと感じています。
コートに出ている5人のメンバーの、1+1+1+1+1=5ではなくて、1×1×……いかん、1で掛けると永遠に1にしかならん。

2+2+2+2+2=10ではなく、2×2×2×2×2=32。32の力になります。試合に出ている5人だけじゃなくて、ベンチにいる選手もこの掛け算に含まれるので実際はもっと続く。バスケは交代が多いスポーツですから。1人でほぼ40分近く出る人もたまにはいますが、長いシーズンを戦うにおいて上手に出場時間をわけあっていくのがほんと大事。

しかしそれをするためにはぴったり息を合わせる訓練をしないと。
ほんの0.5秒遅れただけでパスは通らない。ほんの10センチ、パスが曲がったせいでシュートを狙えなくなる。

でも一緒に苦労してきた仲間は、シーズン後半にはぴったり息のあったプレイを見せてくれます。「うお~~~かっこいいぞ~~~~!!!」と思わず叫ぶくらいのかっこいいプレイ。

来たか?出来上がって来たか?これが頂上か?――と、ブースターは雛が成鳥になるのを見守るようにチームが「出来上がる」ことを待ち望みます。ちょっとの低調さも跳ね返すくらい出来上がって組みあがって強くなったら。――その時はB2優勝が目の前に迫っている筈なんです。その成長を一緒に見守れることがブースターの喜び。

 

すべてはB2優勝に向けて。

と、簡単に言いますがB2優勝は簡単なことではありません。そのために選手はシーズン前にはこんなキャンプもしました。

 

 

うーん。大変そう。わたしには出来ない。がんばってるなあ。わたしは応援することしか出来ないけれど。来年5月。B2優勝して、ゼビオアリーナが歓喜の一つの箱になってシーズンを終えられることを楽しみに。祈る思いで楽しみに。成長していくチームを見守りたいと思います。

こんな選手たちと一緒に、B2優勝を味わいませんか。ゼビオアリーナの、あの空気感を実際に確かめてください。

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